ヴェルナー(左)、レギロン(右)がスパーズ退団 [写真]=Getty Images トッテナムは5月31日、2024−25シーズン限りでトップチームから退団する選手たちを発表した。
元イングランド代表GKフレイザー・フォースター、元スペイン代表DFセルヒオ・レギロン、イングランド人GKアルフィー・ホワイトマンの3人が、契約満了により退団決定。また、ライプツィヒから期限付き移籍で加入していたドイツ代表FWティモ・ヴェルナーもレンタル終了が決まった。
現在37歳のフォースターはセルティックやサウサンプトンなどを経て、2022年夏からトッテナムに加入。経験豊富なバックアッパーとして、公式戦通算34試合に出場した。
現在28歳のレギロンは、2020年夏にレアル・マドリードからトッテナムに加入。加入当初は左サイドバックのレギュラーだったが、徐々に出場機会を失い、アトレティコ・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、ブレントフォードへの期限付き移籍も経験した。今季はトッテナムに帰還したが、アンジェ・ポステコグルー監督の信頼を得られず、公式戦出場は6試合にとどまった。
現在26歳のホワイトマンは、地元出身の生え抜き選手。2018−19シーズンにトップチームへ昇格し、2020年11月のヨーロッパリーグ(EL)ルドゴレツ戦がトップチームで唯一の出場だった。
現在29歳のヴェルナーは2016年夏に加入したライプツィヒで躍進の原動力となり、2020年夏にチェルシーへ移籍。同クラブでは2020−21シーズンのチャンピオンズリーグ優勝などに貢献したが、2022年夏にライプツィヒへと帰還した。古巣復帰後も以前のようなパフォーマンスを取り戻せず、2023年1月からトッテナムにレンタルで加わった。“スパーズ”では公式戦通算41試合に出場したものの、3ゴール7アシストにとどまり、買い取りオプションは行使されずにドイツへ戻ることになった。
なお、ヨーロッパリーグ王者のトッテナムでは、デンマーク代表MFピエール・エミール・ホイビュルクが期限付き移籍先のマルセイユに完全移籍決定。今冬RCランスから期限付き移籍で加わったオーストリア代表DFケヴィン・ダンソは完全移籍で“スパーズ”に加わる。