
レシピ通りの分量で餃子を作っていたつもりが、皮だけ余ってしまったことはありませんか? 残ったものを冷蔵庫に入れているうちに忘れてしまうこともあるかもしれません。
餃子の皮は薄力粉や強力粉でできているので、実はさまざまな料理に使うことができます。今回は、余った餃子の皮でできる簡単レシピをご紹介します。
1. おやつにもおすすめ! 餃子の皮で作る「トルティーヤチップス」
これは余った餃子の皮レシピの中でも一番簡単なものです。餃子の皮を4等分に切り、オーブントースターでパリッとするまで焼くだけ。オーブントースターがない場合はフライパンでも構いません。
メキシカン風味に味付けをしたひき肉やチーズとあわせてナチョスとしていただくのもいいですし、ディップソースにつけて食べるのもおすすめ。トリュフ塩だけふっていただくのもおいしいです。砕いてサラダにトッピングしてもおいしくいただけます。
2. 餃子の皮で作る「簡単ピザ」
皿の上に餃子の皮を広げ、ベースとなるソースを塗ったらお好みの具をのせていきます。具はベーコンやしらす、ミニトマトやカニカマなどもおすすめです。お好みのチーズ(ピザ用チーズやカマンベールなど)ものせてください。
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カリカリなる少し手前でオーブントースターから出せば、トルティーヤのようにして食べることもできますよ。
3. 餃子の皮がフィンガーフードに! 「カップディッシュ」
お弁当用のアルミカップを使うか、なければアルミホイルで型を作り、その中に餃子の皮を入れます。その状態でオーブントースターで約4分焼いてください。目安として、きつね色になっていればOKです。中に入れるものはお好みで。今回は冷凍のシーフードミックスとミックスベジタブル、刻んだゆで卵をマヨネーズであえたものを入れてみました。
4. 皮で包まない「オープン餃子」
こちらは「餃子の皮が余ったら」というシーン以外でも活用できます。餃子を包むのが面倒だなと感じるときにもおすすめです。
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それらを中火で焼き、下の面の皮が焼けてきたところでフライパンのふたを使って裏返します。具体的なやり方は以下の通りです。
・フライパンからふたの上に全体を滑らせるようにして移動させる
・空いたフライパンをふたにかぶせるようにしてあわせる
・フライパンとふたをあわせたまま勢いよく上下をひっくり返す
・フライパンをコンロにのせ、もう片面も焼く
具の量が多い場合は火が通りにくいので、通常の餃子を焼くときと同じように少量の水を入れて蒸し焼きにしてくださいね。食べるときは全体をナイフでいくつかに切り分けていただきます。
餃子の皮は今回ご紹介したもの以外にも、スティック状のチーズに巻きつけてフライパンでコロコロと焼いたり、ラザニアを作ったりと幅広くアレンジができます。ぜひ無駄にすることなく使い切ってくださいね。
(文:矢野 きくの(節約・家事・100円ショップガイド))
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