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米Microsoftは6月2日(現地時間)、iOSおよびAndroid版「Bing」アプリに動画生成ツール「Bing Video Creator」を追加したと発表した。米OpenAIの動画生成AIモデル「Sora」をベースにしており、無料で5秒の動画を生成できる。
10本までは「高速」で生成でき、その後も標準速度ながら生成できる。11本目からも高速で生成したい場合は、1本当たり100リワードポイント必要だ。
フォーマットはまずは9:16しか選べないが、“近日中に”16:9もサポートされる見込みだ。
利用するには、Bingアプリのホーム画面で右下のアイコンをタップし、「すべてのアプリ」の中から「動画作成者」を選択する。これで、Bingビデオクリエーターを開く。
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プロンプト入力枠に、生成したい動画の説明を入力して[作成]ボタンをタップする。既に日本語もサポートされている。筆者の場合は数秒で動画が完成した。
生成した動画はサーバに90日間保存される。その間はプロンプトを改良したり、ダウンロードしたりすることができる。また、動画のURLをシェアしたり、GIFファイルとしてダウンロードしたりできる(GIFファイルでは動きがなめらかにならなかったが)。
ちなみに、米Googleのモバイルアプリ版「Gemini」では、5月30日から月額2900円の「Gemini Pro」プラン加入ユーザーであれば、「Veo 3」(preview)で8秒の動画を生成できるようになっている。
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