OpenAI「Sora」搭載の無料「Bingビデオクリエーター」アプリで動画生成が可能に

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2025年06月03日 10:41  ITmedia Mobile

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Bingアプリでビデオクリエーターを開く

 米Microsoftは6月2日(現地時間)、iOSおよびAndroid版「Bing」アプリに動画生成ツール「Bing Video Creator」を追加したと発表した。米OpenAIの動画生成AIモデル「Sora」をベースにしており、無料で5秒の動画を生成できる。


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 10本までは「高速」で生成でき、その後も標準速度ながら生成できる。11本目からも高速で生成したい場合は、1本当たり100リワードポイント必要だ。


 フォーマットはまずは9:16しか選べないが、“近日中に”16:9もサポートされる見込みだ。


 利用するには、Bingアプリのホーム画面で右下のアイコンをタップし、「すべてのアプリ」の中から「動画作成者」を選択する。これで、Bingビデオクリエーターを開く。


 プロンプト入力枠に、生成したい動画の説明を入力して[作成]ボタンをタップする。既に日本語もサポートされている。筆者の場合は数秒で動画が完成した。


 生成した動画はサーバに90日間保存される。その間はプロンプトを改良したり、ダウンロードしたりすることができる。また、動画のURLをシェアしたり、GIFファイルとしてダウンロードしたりできる(GIFファイルでは動きがなめらかにならなかったが)。


 ちなみに、米Googleのモバイルアプリ版「Gemini」では、5月30日から月額2900円の「Gemini Pro」プラン加入ユーザーであれば、「Veo 3」(preview)で8秒の動画を生成できるようになっている。



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