写真 「ミキオサカベ(MIKIOSAKABE)」が、5月31日と6月1日の2日間、没入型のホラーアトラクションを展開する「オバケン」とのコラボレーションによるお化け屋敷イベントを東京・港区の「オバケン 凶遡咽び家」で開催した。
同イベントは、ミキオサカベの“ファン感謝イベント”と位置付け企画。デザイナーの坂部三樹郎自身が、凶遡咽び家の姉妹店「畏怖咽び家」に週に1度の頻度で通っていたことから、コラボを熱望。ブランドからの働きかけで実現に至った。オバケンがファッションブランドとコラボレーションするのは、今回が初めて。
お化け屋敷のストーリーは「双子の猟師が住む不気味な家から双子に囚われた姫を助け出す」という同コラボ限定のオリジナル仕様。来場者は“子ネズミ”として、入場時にノベルティとして配付される子ネズミのブローチを着用して屋敷を探索した。
なお、来場者が気軽に楽しめるよう、恐怖設定はあえて控えめに設定。時間枠ごとの予約制で、各回の定員は10人。1日15枠を用意し、2日間で計300人が参加したという。
館内の装飾は、同コラボのために制作したほか、プレフォールコレクション新作の一部を展示品として使用。キャストは、ミキオサカベのアーカイヴにダメージ加工などのリメイクを施したドレスを着用するなど、随所にブランドの要素を散りばめた。また、館内にはフォトスポットを用意。同イベントのために制作したショーピースを展示し、来場者は自由に写真撮影を楽しんだ。
坂部は、同イベントについて「お化け屋敷は、ファッションとは異なるファンタジー体験ができる場所。ファッションと絡めながら、リアルと地続きのファンタジーを味わってほしいと思った」とコメント。反響次第では、第2弾の実施も視野に入れているという。
会場では、オバケンとのコラボアイテムを限定販売。「畏怖咽び家」をモチーフにしたポラロイド写真風のグラフィックをあしらったTシャツ(5500円)やワンピース(7700円)、トートバッグ(5500円)を揃えた。同アイテムは現在、ミキオサカベの公式オンラインストアで販売中。6月30日12時までの期間限定で取り扱っている。
■ミキオサカベ:公式オンラインストア