大谷翔平 MLBトップタイの23号&9回同点犠飛も実らず、延長で守護神が2失点 ド軍は接戦を落として連敗

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2025年06月03日 14:20  TBS NEWS DIG

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■MLB ドジャース 3ー4 メッツ(日本時間3日、ドジャースタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのメッツ戦に“1番・DH”で出場し、4打数1安打2打点。メジャートップタイの23号、9回の同点犠牲フライと2打点を挙げたが、延長10回に守護神T.スコット(30)が2失点とドジャースは戦線を落として連敗となった。

この試合前に、ドジャースの日本開幕シリーズに訪問してくれた長嶋茂雄巨人終身名誉監督(89)が亡くなった事が発表された。大谷はSNSに日本開幕シリーズで撮影した長嶋茂雄さんとの2ショット写真を3枚アップして「心よりご冥福をお祈りいたします」とコメントした。メジャーでは現地2日はベーブ・ルースと共にヤンキースでプレー、ア・リーグ三冠王を獲得するなど活躍したルー・ゲーリッグ氏の命日、日米レジェンドの命日となった。

メッツの先発はP.ブラックバーン(31)、通算成績は9打数1安打1本塁打、2022年にホームランを放っている。5月24日からのメッツ3連戦では13打数2安打5三振とメッツ投手陣に抑え込まれていた大谷。

ドジャースは1回、先発のD.メイ(27)が2026年のWBCプエルトリコ代表のキャプテンを務める1番・F.リンドーア(31)に2試合連続の14号、先頭打者アーチで先制された。メッツはリンドーアがホームランを放つと26連勝中。

1点を追うドジャースは1回、大谷の第1打席、カウント2-1から甘く入ってきたカットボールをとらえきれずにファウル、これで追い込まれると、最後は内角低めのカーブに空振り三振に倒れた。

3回、2死走者なしで迎えた第2打席、カウント2-1からまたも甘く入ってきたカットボールを捕まえきれずにファウル。フルカウントから外角低めのカーブに2打席連続の空振り三振、第1打席と同じ形で抑えられた。

0対2と2点リードされた5回、2死一、二塁で大谷の第3打席、ここでメッツナインは選手だけでマウンドに集まり、バッテリーだけでなく、内野手も含めてしっかりと意思統一を図った。カウント3-1から外角高めのチェンジアップにセカンドゴロ。チャンスに一本が出なかった。続く6回にもメッツ2人目、H.ブラゾバン(35)からヒットと2つの四球で2死満塁のチャンスを作ったドジャースだったが、7番・T.エドマン(30)が空振り三振で得点が奪えなかった。

それでも7回、2死走者なしで大谷の第4打席、メッツ3人目、M.クラニック(27)と対戦。1球目のカーブを完璧に捉えて、大谷は打った瞬間に打球を確認する“確信歩き”、そして、大きく何度もうなずき走り出した。本拠地も大歓声に包まれる3試合ぶりの23号ホームラン。大谷の一打で1対2と1点差とした。

そして、1対2と1点を追う9回、1死一、三塁で大谷の第5打席、カウント1-1からメッツの守護神・E.ディアズ(31)の99.9マイル(160.1キロ)を逆方向に弾き返し、レフトポール際に飛距離101.4mの犠牲フライ、同点に追いつき大谷は手を叩いて喜びを表した。

しかし、延長10回、ドジャースはマウンドに上がったスコットがメッツ打線につかまり2失点、それでもその裏、無死一、二塁からA.パヘス(24)がライト前へタイムリーで3対4と1点差。さらに1死一、二塁でベンチスタートだったW.スミス(30)を代打で起用したが、センターフライ。最後はエドマンが打ち取られ、ドジャースは接戦を落として連敗となった。
 

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