■MLB マリナーズ 1ー5 オリオールズ（日本時間4日、T-モバイル・パーク）
オリオールズの菅野智之（35）が今季12度目の先発登板。7回、90球を投げて、被安打5（1本塁打）、奪三振5、四死球1、失点1（自責点1）と好投。中継ぎ陣もリードを守り、菅野はチームトップタイの5勝目を手にした。
1回に1点を先制してもらった菅野は2回、ドジャース・大谷翔平（30）と並び、メジャー本塁打ランキングトップのC.ラリー（28）との対戦。フルカウントからスプリットで空振り三振を奪った。しかし、2死走者なしから6番・R.テレース（30）にカーブを上手く拾われて、ライトスタンドへ9号同点ソロを浴びてしまった。
それでも3回以降は走者を出しても粘りの投球、5回、味方打線が勝ち越すと、その裏、勝ち投手のかかるイニングを落ち着いて3者凡退に抑えた。
3対1と追加点を奪ってもらった菅野は6回のマウンドに上がったが、マリナーズ打線が3巡目に入ると、先頭打者から連打を許して無死一、二塁のピンチ。3番・J.ロドリゲス（24）はスプリットで見逃し三振、4番・ラリーはセカンドゴロ併殺打、最高の形で無失点に抑え、マウンド上でガッツポーズを見せた。
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7回、菅野がマウンドに上がると地元中継局は3日に亡くなった長嶋茂雄さんの訃報を放送、球数が90球近くなった菅野は5番・R.アロザレーナ（30）、7番・L.タラベス（26）を空振り三振に奪い、グラブを叩きベンチへ戻った。
3対1と2点のリードを8回から中継ぎ陣リードを守り切り、菅野は7回1失点でチームトップタイの5勝目を手にした。
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