ベラジオオペラ、宝塚記念1週前追い切り速報/栗東トレセンニュース

　5月29日に発表された、第66回宝塚記念ファン投票の最終結果で22万を超える票数を集めて1位となっているベラジオオペラ(栗東・上村洋行厩舎)。今朝4日はそのレースに向けた1週前追い切りを行っている。

　先週と同じく、朝一番のCWで上村洋行調教師が騎乗。モンシュマン(古馬2勝クラス)が先頭、これにベラジオボンド(古馬3勝クラス)が続き、最後方から追走。6F換算での前半3Fは2週前追い切り、1週前追い切りとほぼ同じだったが、4コーナーを回ったところのラップが13秒台なので、過去2週よりも速くなっている。

　最後の直線に向いて、内から前2頭へ並びかけていくと、モンシュマンが競り負けて、最後はベラジオボンドとの追い比べ。相手には川田将雅騎手が跨っていたこともあり、両者譲らずのまま、同入でゴールした。

　時計は6F80.4～5F65.4～4F51.0～3F35.9～2F22.3～1F11.0秒。週を重ねるごとに時計は速くなっていて、この馬らしい1週前追い切り。ベラジオボンドに先着できなかったところは気になるが、数字的には動いているだけに追い切りの負荷としてはいつも通りといったところだろう。

(取材・文：井内利彰)

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