長嶋茂雄さんを偲んだ藤原紀香 (C)ORICON NewS inc. 俳優の藤原紀香が4日、東京・明治座で行われた舞台『サザエさん』ゲネプロ前合同取材会に出席。読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さん(享年89)の訃報を受け、太陽のような存在だと語った。
【写真】アニメから飛び出してきた!?役衣装で登場した藤原紀香&松平健ら 報道陣から昭和の太陽のような存在である『サザエさん』と長嶋茂雄さんの共通点を問われると、「(『サザエさん』の)ゆかいな仲間たちの持つ太陽感、存在だけで人を笑顔にさせるような存在というところは、本当に似ているんじゃないかなと思いました」とコメント。「そして、日本の誰もが知るというところでも共通点があると思います」とうなずいた。
今作は、舞台『サザエさん』第3弾となる新作公演。2019年、22年公演同様にサザエ役を藤原、出世して多忙になったマスオ役を葛山信吾、子どもたちの心配をしているフネ役を高橋惠子、定年退職した波平役を松平健が務める。
サザエさん一家の子どもたちはキャストを一新。大学生になったカツオ役はONE N’ ONLYの草川直弥・佐藤友祐のWキャスト、専門学校に通うワカメ役は日向坂46の平尾帆夏、中学生になったタラオ役はwink firstの藤代翔真・松崎光のWキャストとフレッシュな顔ぶれとなる。また、大きな鈴がトレードマークのタマは19年、22年に引き続き、酒井敏也が演じるほか、山口森広、惣田紗莉渚、立花紫音らも出演する。
『サザエさん』は4コマ漫画を原作に、1969年からアニメ放送がスタート。以降、昭和、平成、令和と三つの時代を駆け抜け、24 年には放送開始 55周年を迎えた。そんな、長く愛され続けてきた国民的人気作品が19年に明治座と福岡・博多座で舞台化。アニメから10年後の磯野家を舞台に、少しずつ変化のあった一家の日常を描き大きな話題となった。
その後、22年に舞台版第2弾が上演され、第3弾が6月に明治座、7月に新歌舞伎座にて再び舞台上演される。
会見には、藤原、葛山、草川、佐藤、平尾、藤代、松崎、酒井、高橋、松平が出席した。