
【写真】エルメスそっくりなMA「シャロンの薔薇」
スマホに届いた謎の人物からのメッセージに導かれ、ソドンの独房から脱走したマチュは、ジークアクスに乗って地球へ逃亡。不時着したところを「カバスの館」と呼ばれる娼館の女性ララァ・スンに助けられた。
ララァは自身が見る“向こう側”の夢をマチュに語る。夢の中のララァは赤い士官服を着たジオンの将校と恋に落ちるが、将校は連邦軍の白いMSと戦って命を落とす。そしてジオンは戦争に負ける。しかし、夢はそこで終わらず、夢の中で何度も将校と出会うが、その度に彼を守れず死なせてしまう…と。
ララァの手引きもあり、ジオン軍に身柄を引き渡そうとする娼館のオーナーから逃れたマチュは、ジークアクスの一部(戦闘機)に乗って海底に沈んだジークアクス本体を発見。なんと、そこには「シャロンの薔薇」も沈んでおり、中にはララァと瓜二つな少女が眠っていた。シャリア・ブルは彼女を“向こう側”からやってきたニュータイプだと語る。
本作のララァが語った夢が『機動戦士ガンダム』(1979年)での一年戦争を思わせること、「シャロンの薔薇」がモビルアーマー「エルメス」に酷似しもう一人のララァが搭乗していたことで、一部のファンが予想していた並行世界説が濃厚になった第9話。
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また、放送後には「(株)カラー 2号機」のエックスも更新され、今回のララァ登場について「GQ第9話。2022年11月のプロットでは例の女性ではなく、ファーストガンダムの別の登場人物らが出てました。2023年7月の脚本第1稿で全く違った話に変更され、例の女性が出てきます」とコメントしている。