米連邦準備制度理事会(FRB)本部=ワシントン(AFP時事) 【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は4日、全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)を発表した。経済活動が4月の前回報告から「わずかに低下した」との見解を示した。「ほぼ変わらず」とした前回判断を下方修正した。
すべての地区がトランプ政権の高関税政策などによる高い不透明感を報告。先行き見通しは引き続き「わずかに悲観的で、はっきりしない」とされた。製造業は若干落ち込む一方、消費支出はまちまちで、一部の地区では関税の影響を受ける製品への支出が増加した。