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9月13日開幕の陸上世界選手権東京大会(国立競技場)まで5日であと100日となったことを受け、スペシャルアンバサダーの俳優織田裕二(57)と04年アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダルでスポーツ庁の室伏広治長官(50)が都内で「大会100日前記念トークセッション」を開催した。
織田は大会まで100日となり「選手でもないのにドキドキしてきたけど、まだ3カ月ある。あんまりあおらないでください」と笑顔。室伏長官も「パリでは(日本選手が)たくさん活躍した。そういう勢いもあって大いに盛り上がるのでは。ワクワクします」と心を躍らせた。
織田によれば、2人は11年世界選手権テグ大会(韓国)以来の再会だという。織田はTBS系の中継で97年からメインキャスターを歴任したとあり、室伏長官は「陸上をお茶の間に届けてくれた功労者」と感謝した。
さらに室伏長官は、1991年の世界選手権東京大会を回想。当時は国立競技場で観戦していたという。3日に89歳で亡くなったプロ野球巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんが、観客席から男子100メートルの世界王者カール・ルイスへ「ヘイカール!」と叫んだことを振り返ると「実は長嶋さんが『ヘイカール!』と言った時、よく見ると後ろに私がいるんですよ」と告白。これには織田も「貴重なお話。何十年前から知っているのに、そんな話は一言も知らない」と驚いていた。
室伏長官は34年ぶり2度目の東京開催へ「若い方が見て憧れて、陸上を目指す人も増えるのでは」と望んだ。
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