
写真 セレクトショップ「ステュディオス(STUDIOUS)」などを展開するTOKYO BASEが、2025年5月の月次実績を発表した。EC事業の売上は前年同月比25%増と伸長し、23年5月以来、24ヶ月ぶりの増収となった。
同社のEC事業は、2024年2月からゾゾタウン(ZOZOTOWN)におけるタイムセールやクーポンなどの値引き施策を抑制する方針へ転換。これにより、一時的にゾゾタウン上での売上高は減少したが、値引き施策を控えたことで実店舗との価格乖離が解消されたほか、動画を活用したサムネイル画像を差し込むなど、視覚的に商品の魅力や着用感を伝える施策にも取り組んだ。結果として、高単価なアイテムの販売が伸長して客単価の上昇にもつながり、既存店前年比で自社ECサイトで23.2%増、ゾゾタウンでは同19.5%増を記録。新業態の「コンズ(CONZ)」、「リタン(RITAN)」もEC売上の成長に寄与したという。
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