日本代表のスタメン。並びは予想FIFAワールドカップ26アジア最終予選
◼︎グループC第9節
会場:パーススタジアム(オーストラリア)/6月5日(木)20時10分キックオフ※日本時間
FIFAワールドカップ26アジア最終予選・グループC第9節のオーストラリア代表戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。
今予選において、日本代表は圧巻の力強さを示して進撃を続けている。2次予選は6戦全勝無失点とパーフェクトな出来で堂々の首位通過。昨年9月からはじまった最終予選でも勢いは衰えず、10月シリーズの初陣では“鬼門”とされていたアウェイでのサウジアラビア代表戦に2−0で勝利するなど、開幕3戦で14得点無失点という成績を叩き出した。10月シリーズ2戦目のホーム開催オーストラリア代表戦は1−1のドローで終わり、連勝は「3」で止まったものの、アウェイ連戦となった11月シリーズではきっちり2連勝。3月シリーズの初戦となったバーレーン代表戦も2−0で終えたことで、3試合を残しての“史上最速”で、8大会連続8回目の本大会出場を決めた。
その後、3月シリーズではサウジアラビア代表とのホームゲームをスコアレスドローで終えており、ここまでの成績は6勝2分と無敗。今回の6月シリーズを無敗で駆け抜ければ、日本代表が初めてワールドカップ予選に参加した1954年のスイス大会から数えて、史上初となる無敗での予選突破が決まる。
このような状況のなか、6月シリーズの初陣ではオーストラリア代表の本拠地に乗り込む。オーストラリア代表と最終予選のグループで同居するのはこれが5大会連続。つまり、オーストラリア代表のAFC(アジアサッカー連盟)転籍後は、すべてのワールドカップ最終予選で顔を合わせていることとなる。だが、日本代表は2010年の南アフリカ大会の最終予選で敗れて以降、対オーストラリア代表戦では無敗を維持しており、決して相性は悪くない。
オーストラリア代表はここまでの最終予選で3勝4分1敗と悪くない成績を残し、勝ち点「13」を積み上げて現在は2位につける。今回の日本代表戦で引き分け以上の成績を残し、他会場で3位のサウジアラビア代表、および4位のインドネシア代表が共に敗れた場合は、2位以内が確定。今シリーズでは3位のサウジアラビア代表との直接対決も残しているだけに、同試合に向けて弾みをつけたいゲームとなる。
そんなオーストラリア代表との一戦に向けて、日本代表を率いる森保一監督が選んだ11名のスターティングメンバーが発表された。並びはお馴染みの「3−4−2−1」ではあるものの、招集メンバーにフレッシュな顔ぶれが並んだだけあって、9名が最終予選に入って初のスターティングメンバーに名を連ねる。関根大輝、平河悠、俵積田晃太の3名については、これが嬉しい日本代表デビュー。AFCアジアカップカタール2023以来の代表招集となった佐野海舟や、昨年3月以来の招集となったDF渡辺剛、昨年6月以来の招集となったMF鈴木唯人らが、初めてスタートから最終予選のピッチに立つ。なお、キャプテンマークはMF鎌田大地が巻く。
試合はこのあと、日本時間で20時10分キックオフ予定。「DAZN(ダゾーン)」および「ABEMA de DAZN」にて、独占ライブ配信される。
日本代表のスターティングメンバー、および控えメンバーは下記の通り。
◼︎日本代表 スターティングメンバー
予想フォーメーション:3−4−2−1
▼GK
23 谷晃生(FC町田ゼルビア)
▼DF
2 関根大輝(スタッド・ランス/フランス)
4 渡辺剛(ヘント/ベルギー)
16 町田浩樹(ユニオン・サン・ジロワーズ/ベルギー)
▼MF
7 藤田譲瑠チマ(シント・トロイデン/ベルギー)
5 佐野海舟(マインツ/ドイツ)
11 平河悠(ブリストル・シティ/イングランド)
20 俵積田晃太(FC東京)
8 鈴木唯人(フライブルク/ドイツ)
15 鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)
▼FW
9 大橋祐紀(ブラックバーン/イングランド)
◻︎日本代表 控えメンバー
▽GK
12 大迫敬介(サンフレッチェ広島)
1 鈴木彩艶(パルマ・カルチョ/イタリア)
▽DF
22 瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス)
3 高井幸大(川崎フロンターレ)
▽MF/FW
6 遠藤航(リヴァプール/イングランド)
17 森下龍矢(レギア・ワルシャワ/ポーランド)
18 町野修斗(ホルシュタイン・キール/ドイツ)
13 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)
21 熊坂光希(柏レイソル)
10 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
14 三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)
19 佐野航大(NEC/オランダ)
◼︎メンバー外
長友佑都(FC東京)
鈴木淳之介(湘南ベルマーレ)
佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)
細谷真大(柏レイソル)
【ハイライト動画】3月シリーズでは“史上最速”でW杯出場権獲得!