「まだ実感が湧かない」日本代表の無敗を打ち砕いたベヒッチは13年ぶりの代表ゴール、16年ぶりの日本戦勝利に「最高の気分」

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2025年06月05日 23:57  サッカーキング

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13年ぶりの代表ゴールを決めたベヒッチ[写真]=Getty Images
 日本代表は5日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選の第9節でオーストラリア代表と対戦し、0−1で敗戦を喫した。

 この試合の決勝ゴールを決めたオーストラリア代表DFアジズ・ベヒッチは、この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出。防戦一方だった中、90分のワンチャンスでチームを勝利に導く殊勲の決勝ゴールを記録していた。

 フラッシュインタビューに応じたベヒッチは、「まだ実感が湧かない」とコメント。実に13年ぶりとなるオーストラリア代表でのゴールが、16年ぶりに日本戦勝利を呼び込む決勝ゴールとなった。

 勝利を振り返り「試合終了のホイッスルがなった時は、最高の気分だった」と語るべヒッチは、「厳しい試合だった。最後まで諦めずに頑張らなければならないとわかっていた」と、90分間集中し続けることが大事だったとコメント。前半はしっかりと守備を固めて日本の攻撃陣を抑えた中で、トニー・ポポヴィッチ監督からハーフタイムに指示があったとし「どんなに厳しい試合でも、チャンスは必ず訪れる」と声をかけられたとした。

 試合を通じてワンチャンスを活かしたベヒッチ。自身のゴールについては「幸運にもボールは僕の右足にこぼれてきた…そしてゴールネットを揺らすことができた」とコメント。2012年12月に行われた東アジア E-1サッカー選手権のチャイニーズ・タイペイ代表戦以来となる通算3ゴール目を喜んだ。

 残り1節を残して勝ち点を16に伸ばし、3位のサウジアラビア代表との直接対決が最終節で残っている中、勝ち点差3以上をキープすることが確定。早ければ、この後の試合結果でワールドカップ出場権を獲得する可能性も残っている。

 この予選を振り返ったベヒッチは「長い戦いだった。僕たちは本当に懸命に努力してきた。監督が交代したことは、決して簡単ではなかった。でも、このロッカールームにいるチーム、そして毎回のキャンプに集まる選手たちにメンタリティは、他に類を見ないものだった」と語り、「僕たちは再びワールドカップ出場するにふさわしいと思っている」と、6大会連続7度目の出場権獲得へ自信を窺わせた。次戦は10日(火)27時15分から、アウェイで今予選の最終戦となるサウジアラビア代表戦に臨む。


【動画】ベヒッチの13年ぶりの代表ゴールで日本代表に16年ぶり勝利
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The man of the hour with the late winner! 🇦🇺#AsianQualifiers | #AUSvJPN pic.twitter.com/JNjFtuar1L— #AsianQualifiers (@afcasiancup) June 5, 2025

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