画像提供:マイナビニュースニフティライフスタイルは5月29日、「大阪の賃貸物件探しで注目の街ランキングベスト30」を発表した。調査は1月1日〜3月31日、ニフティ不動産のWEBサイトおよびアプリで閲覧された賃貸物件が存在する駅の表⽰数を元に集計し、ランキングにした。
大阪の賃貸物件探しで、今、最も注目されている街は「上新庄」(大阪市)だった。梅田駅までは乗り換えなしで約15分と大阪都心部へのアクセスが良く、さらに京都方面への移動も便利なエリアとなっており、平均家賃も1Kで約4.4万円、1LDKで7.5万円と比較的リーズナブル。
駅徒歩圏内には大阪経済大学があり、気軽に食事できる飲食店やファーストフードも充実しており、学生や単身者が住みやすいエリアと言えそう。また、住宅街には学校や公園が整備されており、子育て世代にも支持されるなど、幅広い層から注目を集めていることが1位を獲得した背景にあるよう。
続く2位には、掲載物件情報数が3年連続で断トツのトップの「江坂(えさか)」(吹田市)がランクイン。Osaka Metro御堂筋線と北大阪急行電鉄の2路線が乗り入れており、新大阪駅まで約4分、梅田駅まで約10分で到達することができる。元々オフィス街という印象の強いエリアだが、再開発によって商業施設や飲食店、スーパーも充実したエリアに。また、駅から少し離れたところにはマンションも多く建ち並び、ファミリー層からの人気も高まっている。
3位には、「江坂」のお隣「東三国(ひがしみくに)」(大阪市)が登場。梅田駅まで約8分、新大阪駅へは1駅と、交通アクセスの良さが最大の魅力。それでいて、平均家賃は1Kで約6.5万円、1LDKで10.9万円と、都心近接エリアとしてはコストパフォーマンスが高い街と言えそう。昔ながらの商店街と多彩な飲食店、深夜営業のスーパーなど、ビジネスパーソンに嬉しい生活環境も充実している。
以下、4位「新大阪」、5位「十三」、6位「南方」、7位「高槻」、8位「京橋」、9位「天神橋筋六丁目」、10位「玉造」がトップ10入りした。
また、前回調査から大きくランクアップしたエリアに注目してみると、5位の「十三」は前回9位からランクアップ。梅田エリアに近接しながら、平均家賃は1Kで約6万円、1LDKでも10万円以下と抑えめ。淀川区役所跡地の再開発により、2026年以降に、地上39階建てのタワマンや市立図書館、保育・学童施設、専門学校などが完成予定であるなど、まさに"注目の街"と言えそう。
さらに、6位の「南方」は前回15位から大きくジャンプアップ。阪急電鉄京都本線とOsaka Metro御堂筋線が交差し、交通利便性の良さは抜群、かつ平均家賃は1Kで約6.3万円、1LDKで10万円台と比較的リーズナブル。西中島南方駅周辺は多様なジャンルの飲食店が揃う充実のグルメエリア、淀川河川公園西中島地区はBBQやアウトドア、ランニングも楽しむことができるエリアとなっており、交通・グルメ・レジャーも楽しめる街として、今後さらに注目を集めると考えられる。
以下、11位〜30位までは以下のとおり。(CHIGAKO)