今季のセリエA得点王に輝いたレテギ [写真]=Getty Images アタランタに所属するイタリア代表FWマテオ・レテギに国内移籍の可能性が浮上しているようだ。5日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在26歳のレテギは2018年11月にアルゼンチンの名門ボカ・ジュニオルスでプロデビューを飾り、エストゥディアンテスやタジェレス、ティグレなどでもプレー。2023年3月にイタリア代表デビューを飾ると、ジェノアを経て昨年夏からはアタランタで活躍している。今シーズンは公式戦通算49試合出場28ゴール9アシストという成績を残し、25ゴールを挙げたセリエAでは得点王に輝いた。
報道によると、異色の経歴を持つ国内屈指のストライカーに対してミランが関心を寄せているという。同クラブは今年1月にフェイエノールトからメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスを獲得したが、11年ぶりの復帰となったマッシミリアーノ・アッレグリ監督の下での再出発に向けて攻撃陣のさらなる強化を目指しているとのこと。アタランタとの契約を2028年6月末まで残すレテギの獲得コストは高いものの、ミランは今夏の“主要ターゲット”として動向を注視しているようだ。
なお、ユヴェントスもレテギの獲得に興味を示しており、国内屈指の名門による争奪戦が勃発する可能性もあると報じられている。
クラブを史上初のヨーロッパリーグ(EL)制覇に導いたジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が今シーズン限りで退任したアタランタだが、エースストライカーも今夏にクラブを去ることとなるのだろうか。今後の各クラブの動向に注目が集まる。