【安田記念】石橋守調教師がGI初制覇へ 転厩初戦のウォーターリヒトで挑む

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2025年06月06日 17:30  netkeiba

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安田記念2025に出走予定のウォーターリヒト(今年2月撮影、ユーザー提供:Spice Upさん)
 石橋守調教師が安田記念(3歳上・GI・芝1600m)のウォーターリヒト(牡4)でGI初制覇を狙う。

 石橋調教師は66年10月23日生まれの58歳。騎手としてJRA通算9468戦473勝。85年に境直行厩舎からデビュー。柴田善臣騎手や須貝尚介調教師の同期となる。92年の京阪杯のミスタースペインで重賞初制覇。96年にはライブリマウントで第1回のドバイワールドCに参戦して6着だった。そしてデビュー22年目の06年に皐月賞のメイショウサムソンでGI初制覇。続く日本ダービーも1番人気に応えて完勝し、ダービージョッキーの仲間入りを果たしている。調教師としては14年に開業し、JRA通算2692戦170勝。メイショウタバルで重賞を2勝しているが、GIは延べ5回出走で未勝利となっている。

 安田記念にはウォーターリヒトを送り込む。3歳時はシンザン記念で3着、きさらぎ賞で2着。秋を迎えて本格化し、3勝クラスのキングカメハメハメモリアル、リステッドのキャピタルSと2連勝を果たす。続く京都金杯は惜しくも2着だったが、前走の東京新聞杯が鮮やかな差し切り。引退間近の河内洋調教師に重賞タイトルをプレゼントした。今回は石橋厩舎への転厩初戦となるが、仕上がりに不安なし。舞台は3戦3勝と得意の東京マイルでもあり、大いに楽しみな一戦となる。

 騎手時代は安田記念に一度も騎乗機会がなかった石橋調教師だが、ここで調教師としてGI初制覇となるか。多くの関係者から慕われる人格派トレーナーに、歓喜の瞬間が訪れることを期待したい。

【石橋守調教師のJRA・GI成績】
・21年フェブラリーS…12着・スマートダンディー
・24年皐月賞…17着・メイショウタバル
・24年天皇賞(春)…4着・スマートファントム
・24年菊花賞…16着・メイショウタバル
・25年桜花賞…14着・ウォーターガーベラ

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