ケパにアーセナル移籍の可能性が浮上? [写真]=Getty Images GKの補強を画策中のアーセナルがプレミアリーグでの経験豊富な実力者に関心を寄せているようだ。5日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
アーセナルでは2023年夏に加入したスペイン代表GKダビド・ラヤがプレミアリーグ屈指の堅守を支え、クリーンシート(無失点試合)が最も多かったGKに贈られるゴールデングローブ賞を2年連続で受賞。しかし、29歳の絶対的守護神は国内カップ戦を含めて今シーズンの公式戦55試合に出場。クラブはこうした現状を考慮し、今夏の移籍市場で信頼の置けるバックアッパーの獲得を目指している。
以前から関心を寄せていたエスパニョール所属のスペイン人GKジョアン・ガルシアが、バルセロナに5年契約で加入することが濃厚と報じられる中、アーセナルはチェルシーからのレンタル移籍を繰り返しているスペイン代表GKケパ・アリサバラガに関心を寄せているという。
今シーズンはボーンマスで公式戦通算35試合に出場し、リーグ戦におけるクラブの歴代最多勝ち点獲得にも貢献したケパだが、レンタル期間は6月末で満了に。報道によると、アーセナルは同選手の動向を注視しており、契約条件に関する情報収集を目的とした最初の交渉が保有元のチェルシーとの間で行われたようだ。2026年6月末までとなっている現行契約には解除条項が付随しており、500万ポンド(約9億7000万円)程度での獲得が可能だという。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、ケパの獲得に興味を示すアーセナルがチェルシーと接触し、契約解除金が500万ポンド(約9億7000万円)だということを伝達されたと指摘している。