5秒で370度加熱の衝撃! BATジャパンの技術を結集した、新型加熱式たばこ「glo Hilo(グロー・ヒーロ)」

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2025年06月06日 18:51  マイナビニュース

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ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(以下、BATジャパン)は新型加熱式たばこデバイス「glo Hilo (グロー・ヒーロ)」を6月9日より宮城県限定で販売開始する。わずか5秒で喫煙可能となる「Turbostart テクノロジー」を含めたファーストインプレッションをお伝えしたい。


○■gloブランドがスタートした地、宮城県で販売されるglo Hilo



BATジャパンが加熱式たばこデバイス「glo (グロー)」を初めて販売したのは、2016年の宮城県仙台市だった。それから9年、プレミアムデバイスを再び仙台市でデビューさせる。それが「glo Hilo (グロー・ヒーロ)」だ。


本体カラーとして「ルビー」「オニキス」「サファイヤ」「アンバー」の4色を用意。新たに高速充電に対応し、USB Type-Cケーブルからの充電によって約40分で80%、90分でフル充電が可能となった。


デバイス側面にはAMOLED(有機EL)パネルを採用した「EasyViewスクリーン」を搭載。バッテリー残量や加熱モードなどのデバイス状況を直感的に把握できるようになった。



また、たばこ葉がデバイス内に落下することを防ぐ「StickSealテクノロジー」により、メンテナンスフリーを実現。パッケージにもクリーニングブラシなどは同梱されていない。万が一の際に使うメンテナンス用アクセサリーが後日発売予定だ。


同時に、専用たばこスティック「virto (ヴァルト)」もリリースされる。



たばこ本来の味わいを楽しめる「ダーク・タバコ」「バランスド・タバコ」、清涼感のあるメンソールを味わえる「アイスド・メンソール・クリック」「メンソール・クリック」「ミント・クリック」、果実のフレーバーを楽しめるカプセルを搭載した「アイスド・ベリー・クリック」「ベリー・クリック」「メロン・クリック」という充実した8製品をラインアップ。


価格は「glo Hilo」が3,980円、「virto」がそれぞれ580円。販売は仙台市内のコンビニエンスストアと公式オンラインショップに限定され、オンラインショップであっても送付先住所が宮城県でなければ購入できない。また本体カラーラインアップのうち、「サファイア」「アンバー」は公式オンラインショップ限定で販売される。



なお「glo Hilo」のネーミングの由来は太陽の光の輪「Halo(ハロ)」で、「手にする方を明るく照らす」という思いが込められているという。また「virto」はラテン語の「Virtuoso(ヴァルトーソ)」にちなみ、「最高の技術」を表しているそうだ。


○■あまりにも速いTurbostart テクノロジー、virtoの味わいにも注目



BATジャパンが現在持っている技術の粋を集めて開発されたという「glo Hilo」。その特長は大きく2つある。



ひとつは、わずか5秒の加熱時間でglo史上最高となる約370度の加熱を行い、瞬時に喫煙を可能とする「Turbostart テクノロジー」だ。



内部では赤外線と熱が伝わりやすいクオーツを使用した二重加熱を行っているそうで、実際に使用してみるとそのスピードは圧巻。筆者が初めて体感したときは、加熱完了までの5秒をデバイス起動時間と勘違いしたほどだ。


マスターブレンダーが厳選したたばこ葉を使用し、「glo Hilo」専用に設計・開発された「virto」も、このスピードの実現に一役買っている。



たばこ葉はスティック内部でハチの巣形状になっており、効率的な加熱が行えるのだという。約370度で加熱された「virto」は非常に吸い応えがあり、これまでのgloシリーズよりもワンランク上の味わいとキック感を体験できた。


○■セッション時間管理や位置情報管理にも対応するmygloアプリ



もうひとつは、Bluetoothと「myglo」アプリを用いたスマートフォン連携だ。


とくに愛煙家にとって重要な機能が、セッション時間を管理する「mySession」だろう。セッションとは、加熱式たばこの1回あたりの使用時間のこと。mySessionにおける「ノーマル」は“5分10秒で20セッション”だが、これを「ミディアム」にすると“4分で25セッション”、「ショート」にすると“3分で30セッション”という設定に切り替わる。



たばこの楽しみ方は人によって大きく異なり、また喫煙所などの利用環境においては短時間に集中して吸いたい場合もあるだろう。自分の喫煙状況に合わせてセッションをコントロールできるのは大きな魅力だ。



「myglo」は、この他にもかゆいところに手が届くさまざまな機能を搭載している。例えばデバイスの使用状況をトラッキングできる「myUsage」は、自分がどのようなときにたばこを吸っているか、吸い過ぎていないかなどをチェックすることが可能。



ディスプレイのパーソナライズが行える「myDisplay」では、使用者の名称を表示させたり、吸い始め・吸い終わりに簡単なメッセージを表示させることが可能なため、デバイスの混同を防ぐことができるだろう。


デバイスの位置情報を確認できる「Find my glo」は、万が一の紛失を防げるし、スマホからデバイスのロック機能をコントロールできる「Device Lock」は、他人や未成年が謝ってデバイスを使用してしまう状況を防止できそうだ。


○仙台市では期間限定のポップアップストアもオープン



「glo Hilo」の発売を記念し、仙台市では2025年6月14日から8月13日にかけて「glo Hilo ポップアップストア 仙台」(宮城県仙台市一番町4丁目4-35)を期間限定でオープンするという。「glo Hilo」や「virto」を実際に体験&購入できるだけでなく、「glo Hilo」ブランドの世界観「Love at first」を体験できるコンテンツも用意されるそうだ。営業時間は、各日10時〜20時を予定している。


同社がいま製品化できる技術をすべて乗せたという「glo Hilo」は、愛煙家も満足する味わいと利便性、ガジェット好きの好奇心をくすぐる質感と機能性を兼ね備えている。仙台市を訪れる予定がある喫煙者は、ぜひ一度その完成度の高さを体験してみてほしい。



加熱式たばこ市場はフィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)の「IQOS (アイコス)」ブランドが約7割のシェアを握っている。BATジャパンの「glo Hilo」は、そんな状況を変えるべくgloブランドから放たれた乾坤一擲の矢だ。(加賀章喜)

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