岡村真「平均台で金メダルを目標に」アジア女王から世界女王へ 初の世界選手権でメダル獲得へ意気込み【体操】

キングの愛称で長年、"体操ニッポン"を牽引してきた内村航平さんに憧れる20歳は、今や体操界を代表する選手へと成長した。一昨年、中国・杭州で行われたアジア大会で日本人初の種目別・平均台で金メダルを獲得し、去年のパリ五輪でも団体8位入賞に貢献した岡村真（20、相好体操クラブ/四日市大学）ら女子日本代表が6日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿を公開した。

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アジア女王・岡村真に世界選手権メダルの期待

先月、世界選手権の代表選考会を終え、女子は代表メンバーが出揃った。なかでも近年、世界選手権の種目別・平均台では日本人選手がメダルを量産しており、アジア女王・岡村真にもメダル獲得への期待がかかる。4月の全日本個人総合では、平均台で予選・決勝ともに全体1位の得点をマークし、5月のNHK杯でも安定した演技を披露。種目別・平均台の枠で初めて世界選手権の代表切符を勝ち取った。

史上最年少で女子の強化本部長に就任した村上茉愛さんも「今年はあるかなと思っています。国内で取った点数と同じようなものができれば、メダルがどの色かっていうだけで（結果は）絶対に付いてくるかなと思います。」と初出場でのメダル獲得へ期待を寄せる。

アジア女王から世界女王へ

アジア女王から世界女王へ。岡村は「金メダルを狙いたいっていうところはあるので、いつも通りの演技を試合でもできるように、日々の練習をもっともっと頑張りたい。世界選手権では、平均台で金メダルを目標に頑張ります。」と意気込んだ。"真"の女王へ躍進を続ける。

岡村 真（おかむら・まな）

2005年5月28日生
7歳の頃に三重県の相好体操クラブ津教室で競技を始め、現在四日市大学在学中
2023年アジア大会平均台で金メダル、2024年パリ五輪体操団体に出場