細江純子が「ここにきて馬が変わった」と感じる一頭とは 安田記念の注目馬

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2025年06月06日 21:00  netkeiba

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▲競馬メディアなどで活躍を続ける細江純子さん(撮影:福井麻衣子)
【細江純子=コラム『ホソジュンの幸せ馬房』】

◆安田記念の注目馬

 日本ダービーが終わりましたね。

 毎年そうですが、日本ダービー翌週は疲労感に苛まれる日々…。

 特に今年は、皐月賞が終わった時点でクロワデュノールとマスカレードボールと決めていたのに、馬場を考慮し対抗を変更するも、当日は思いの他、馬場が回復。しかも展開的にサトノシャイニングが逃げる可能性大と思ったことに加え、当日の馬場状況からルメール騎手が好位のインを狙うだろうと推測していた中で…。

 レース後、番組をご一緒した林修先生が、「なんで、それで馬券とれないの?」と。

 本当にその通りで…言葉がありませんでした。

 それにしても、クロワデュノールの皐月賞からの変わり身に加え、レース前の落ち着きはらった様子は1頭だけ古馬の風格。

 対する皐月賞馬ミュージアムマイルはレーン騎手が騎乗すると、少し入れ込み気味に。

 ここは春3戦もあったように感じました。

 また敗れはしましたが、秋以降に楽しみが増したのがショウヘイ。

 ゴール前での首の使い方は走る馬特有のフォームに感じられると同時に、ルメール騎手曰く、バランス的にはまだまだと語る中。楽しみです。

 そして何よりも心に響いたのは、北村友一騎手は大怪我を乗り越えた末に掴んだ日本ダービー制覇ということ。北村騎手の、「物事には全て理由がある」と語るその背景には、自分自身と向き合った重みある時間の歩みが感じとれ、胸があつくなりました。

「祝・ダービージョッキー」です。

 さぁ今週は東京5週連続GIのラストとなる安田記念。

 ここは3頭に注目をしています。

 まずは、5歳の秋の本格化を見せてから大崩れしていないソウルラッシュ。若い頃は重心が前に落ちていましたが、古馬となってトモがしっかりとし完成の域に。あとは枠と当日の馬場状態。理想は4枠〜6枠で少し力のいる馬場。

 続いてはジャンタルマンタル。海外遠征での大敗後の半年振りとなりますが、最終追い切りでは、1週前追いきりによって前向きを感じる動きに変貌。期待します。

 そしてここにきて、馬が変わったと感じるのがウォーターリヒト。当日の天気も良さそうですし、切れ味勝負となればイッパツあってもおかしくないと思っています。

 それでは皆さん、ステキな週末を。

 ホソジュンでしたぁ。

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