【フィギュア】北京五輪金ペア“スイハン”が電撃復帰!ミラノ五輪シーズンGPに2戦アサイン

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2025年06月07日 01:19  日刊スポーツ

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平昌五輪ペアフリーで演技をする隋文静(左)韓聡組(2018年2月撮影)

フィギュアスケートのペアで2022年北京オリンピック(五輪)金メダルの愛称「スイハン」こと隋文静(スイ・ウェンジン)韓聡(ハン・ツォン)組が、ミラノ・コルティナ五輪シーズンで電撃復帰する。


国際スケート連盟(ISU)が6日(日本時間7日)、今年10月開幕のGPシリーズのアサイン(エントリー選手リスト)を発表。23年8月に解散していた同ペアが、第2戦中国杯(10月24〜26、重慶)と第4戦NHK杯(11月7〜9、大阪)にエントリーした。


韓は北京五輪以降、けがが完治しなかったこともあり、23年8月に中国版X(旧ツイッター)の微博(ウェイボー)にて「私はミラノ冬季オリンピックまでの全ての試合を辞退することに決めました」と長期休養を表明していた。


ペアも解散となり、隋は24年12月に新パートナーとのペアで競技復帰を発表した。ただ、五輪シーズン目前に事態が急転したようで、金メダルペアが再結成に至った。


ペアは、日本の「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が3月の世界選手権で2年ぶり2度目の金メダルを獲得したが、隋、韓組の電撃復帰により、勢力図が変化する可能性もある。


隋、韓組はジュニアのGPファイナル2度、世界選手権を3度制覇。シニアの4大陸選手権は6度、世界選手権では2度の優勝を収めた。18年平昌五輪では銀メダルを獲得。北京五輪では悲願の金メダルをつかんだ。ジュニアの世界選手権、グランプリ(GP)ファイナル、シニアの五輪、世界選手権、GPファイナルに4大陸または欧州選手権を加えた6冠の完全制覇を指す「スーパースラム」を達成した。


日本では「スイハン」の愛称で知られるが、母国の中国では「ネギバケツ」コンビとして知られている。「ネギバケツ」の由来は、韓の名前の発音が中国では「ネギ」と同じであることと、隋が「腰がバケツみたいに太い」と自虐したことによるもの。2人は「ネギ兄貴」「バケツちゃん」と親しまれている。

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