
子どもは意外と親の会話を聞いているもの。相手の悪口を子どもの前で口にするのは良くない。投稿を寄せた50代女性は、約5年前の出来事を語る。
クラス替えがあった娘に、友だちができたかを尋ねていたときのことだ。その際、娘から「お母さんは何人友だちがいる?」と聞かれたという。それに対し、夫がまさかの暴言を吐いてきたのだ。(文:西荻西子)
直接言われてもつらいのに「娘に向かって言われたのがショック」
娘の質問に女性が答える前に、夫が娘に向かって言った。
「『この世に、お母さんを好きな人なんて1人もいるわけないんだから、友だちがいるいない以前の話なんだよ』と、言いました」
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夫はどのような意図で、そしてどんな気持ちで言ったのだろうか。女性もまさか夫に、そのように思われているとは知らなかっただろう。冗談のつもりだったのかもしれない。しかし、夫婦だからといって何を言ってもよいわけではない。女性の人格を貶める内容であり、まして子どもの前で言うべき言葉ではない。女性は、
「自分に対して直接言われても悲しい内容なのに、それを娘に向かって言ったことにとてもショックを受けました」
と胸中を明かした。
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