ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、長野県在住の社会人を対象に「長野県の公立高校で子どもを入学させたいのは?」というテーマでアンケートを実施しました。
「教育県信州」としても知られる長野県。明治初期の就学率が全国的に見ても高い水準にあり、近代教育の基礎づくりに尽力した優秀な人材を多く輩出してきました。現在も、県内各地域で特色ある学びが展開されています。
そんな長野県にある公立高校のうち、県内在住の社会人が「子どもを入学させたい公立高校」として支持した高校はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。
第2位は、松本市にある「松本深志高校」で、得票率は20.4%でした。
|
|
1876年、開智学校内に設置された「第17番中学変則学校」を前身とする松本深志高校。1948年、「松本深志高校」として新たに発足しました。「自治の精神」が根付いており、校則はなく、制服やジャージなどの指定もありません。生徒が「自主的で、確かな思考力と精神的なたくましさを備えた、心豊かな人間」として成長するよう、1単位時間を55分授業として密度の濃い授業を展開することや、教科や科目の選択履修の自由度を大きくするなど、さまざまな取り組みを行っていることも特徴といえるでしょう。2025年3月の卒業生は、国公立大学を中心に難関私立大学等にも進学。医学科へも合格者を輩出するなど、優れた結果を残しています。
第1位は長野市にある「長野高校」で、得票率は21.8%でした。
1884年、長野県中学校として設置された現在の長野高校。学制改革とともに長野県長野北高校となった後、1957年に「長野高校」へと改称しました。2019年には創立120周年を迎えた歴史ある高校です。2014〜2018年度、文部科学省から「第1期SGH(スーパーグローバルハイスクール)校」として指定され、2019年度からは「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」として「NGP(長野グローカルプロジェクト)」を開始。地域課題の解決に向けた提言のできる人材を生み出すため、さまざまな取り組みを行っています。また、進路状況においても国公立大学や難関私立大学に多くの合格者を出すなど、優れた成果を残しています。
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。