ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、宮城県在住の女性の方を対象に「優秀な生徒が多いと思う宮城県の公立高校は?」というテーマでアンケートを実施しました。
2025年5月時点で、宮城県内にある公立高校は約70校。県立高校のほか、仙台市立や石巻市立の高校も設置されています。普通科の高校のほかにも、工業に関する学科や農業に関する学科など、専門的な学科を設置した高校もあり、全県一学区となっていることから、進学先の選択肢が多いことも特色となっています。では、宮城県にある公立高校のうち、県内在住の女性の方が「優秀な生徒が多いと思う高校」として支持した高校はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。
第2位は、仙台市にある「仙台第一高校」で、得票率は24.4%。第1位の仙台第二高校とは、人気を二分しています。
1892年に設立された「宮城県尋常中学校」を前身とし、1948年に現在の校名へ改称。2022年には創立130周年を迎えた伝統校です。1906年に制定された校訓「自重献身」を現在も掲げ、自主自立の精神をもち、社会に貢献できるリーダーの育成を目指しています。2012年度からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)として指定を受け、2025年時点では第3期にあたります。科学技術や理数教育に関する研究開発を進めていることから、理数分野に興味関心をもつ生徒にとっては魅力のある環境といえそうです。大学合格状況をみても、国公立大学や難関私立大学、医学部医学科などに多数の合格者を出しており、そうしたことが「優秀な生徒が多い」というイメージにつながっているといえるでしょう。
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第1位は、仙台市にある「仙台第二高校」でした。得票率は25.1%と全体の4分の1を超えましたが、第2位の仙台第一高校も24.4%と高評価。2つの高校で、人気を二分した形となりました。
1900年に創立され、全国屈指の進学校としても知られる「仙台第二高校」。2025年3月に卒業した生徒の国公立大学医学科合格者は30名以上と過去最高を記録し、「優秀な生徒が多い」というイメージにひと役買っているといえそうです。大学入試ばかりではなく、その先も見すえた教育活動が行われており、それは卒業生が研究業績について優秀と認められ、東北大学総長賞を受賞するといった成果としても表れているようです。学習だけでなく、部活動や学校行事にも力を入れており、運動部21部、学芸部13部が活発に活動しています。
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