車中泊歴7年の筆者がおすすめしたい「カーサイドタープ」3選 初心者も安心な簡単設置&耐水性が高い製品を厳選

0

2025年06月07日 10:40  Fav-Log by ITmedia

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fav-Log by ITmedia

GOTIDY「カーサイドオーニング」(出典:Amazon)

 キャンプ場や一部の車中泊スポットで利用可能な「カーサイドタープ」。車中泊キャンプやオートキャンプを行う際にあると、日よけや雨よけになり、車外で過ごすスペース作りにも役立ち、とても便利に使うことができます。

【その他の画像】

 手軽に車に取り付けられるカーサイドタープは、適切なサイズを選ぶことで軽自動車からミニバン、ハイエースのような大型バンまで取り付けて使うことが可能です。

 しかし、さまざまなメーカーから仕様やサイズの違うカーサイドタープが販売されていることから、どの商品を選べば良いのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。

 そこで今回の記事では、車中泊歴7年の筆者が「車中泊キャンプやオートキャンプに最適なカーサイドタープ」を厳選して3つ紹介します。初心者でも簡単に設置可能で、耐水性も高く、雨の日でも安心して使える製品ばかりです。カーサイドタープを選ぶ際のポイントについても、合わせて解説します。

●カーサイドタープの選び方

 カーサイドタープを選ぶ際には、いくつか押さえておきたいポイントがあります。その中でも必ずチェックしたいポイントを以下で3つ紹介します。

1.オープンタイプかシェルタータイプか

 まずは使用時の形状についてです。オープンタイプは、文字通り「周囲が囲われておらず、オープンになっている」タイプのカーサイドタープ。基本的には屋根だけなので、周囲が囲まれていない分、開放感があり設置も簡単です。

 においや湿気がこもりにくく、アウトドアらしい開放的な雰囲気を存分に楽しむことができます。

 一方、シェルタータイプは周囲に囲いがあるタイプ。周囲が囲われているため、プライバシーの確保が可能です。タープ内で着替えや仮眠を取ることもできます。

 オープンタイプと比べて、強い日差しや雨風を避けられ、虫の侵入もある程度防ぐことが可能です。設置はオープンタイプより多少手間がかかりますが、ワンタッチで設置できる製品を選べば意外と簡単に設置することができます。

2.取り付け方法をチェック

 カーサイドタープは車に取り付ける必要があるため、車体にどのように取り付ける仕様になっているかもチェックして欲しいポイントです。

 設置時の取り付け方法は、磁石や吸盤になっているタイプと、車のレインガーターに固定金具で取り付けるタイプなどがあります。

 この中でも比較的設置が簡単なのが、磁石や吸盤タイプです。車体に付けて使用するだけなので、設置に時間がかかりません。製品によって磁力や吸着力に差があるのが難点ですが、強力なタイプを選択することで安定して使用することができます。

 一方、車のレインガーターに取り付けるタイプは、磁石や吸盤と比べて設置後に外れてしまうことが少なく、しっかりと安定させることが可能。しかし、取り付けには上記の2タイプよりも手間がかかります。レインガーターがない車種にはそもそも設置が不可という点も注意して選択してください。

3.サイズの確認

 最後はカーサイドタープのサイズの確認です。車の幅より大きなサイズのタープは、車体に取り付けることができません。取り付け可能な車種の記載がある製品は、愛車が対応しているかを必ずチェックしましょう。

 車種の記載がない製品は、車体側の取り付け予定箇所と製品の長さを事前にしっかりと確認してください。

●車中泊で使える「カーサイドタープ」1:ロゴス「neos Link PANELタープセット(サイドウォール付き)」

 ロゴスの「neos Link PANELタープセット(サイドウォール付き)」は、オープンタイプのカーサイドタープです。吸盤式のフックを倒すだけで固定ができ、設置が簡単です。

 軽自動車や軽バンにも対応しています。強度がしっかりあるため、雨天時も雨水がたまる心配なし。パネルルーフ部にマチが付いているので、サイドウォール連結部からの雨水浸入も防ぐことができます。

 本体には米国基準・CPAI-84に適合した燃えにくい生地を採用しているので、安心して使用することができます。パネルルーフ中央部にはランタンの吊り下げが可能(総重量1kgまで)。ランタン使用で、夜間も明るく快適に過ごせます。

 公式オンラインストアでの価格は、2万1780円(税込、以下同)です。

●車中泊で使える「カーサイドタープ」2:GOTIDY「カーサイドオーニング」

 GOTIDY「カーサイドオーニング」は、ワンタッチで設置が可能なオープンタイプのカーサイドタープです。設置が簡単なため、カーサイドタープを初めて使う人に最適です。

 展開時の頂部のサイズは約210(縦)×210(横)cm。ポールの高さは90〜230cmまでの長さで調節可能です。テンションポールが伸縮可能なのでコンパクトに収納でき、車内でも場所を取りません。付属のキャリーバッグにまとめれば、場所を取らず持ち歩けます。

 車への設置は吸盤で行いますが、真空吸盤とマグネット吸盤が付属するため、吸着力に不安がある人はマグネット吸盤を使用するのがおすすめです。

 防水性・耐久性に優れているので、長期間安心して使用することが可能です。実売価格は2万円前後です。

●車中泊で使える「カーサイドタープ」3:シェアスタイル「ワンタッチカーサイドタープシェルター」

 シェアスタイル「ワンタッチカーサイドタープシェルター」は、ひもを引くだけで簡単に設営できる、ワンタッチタイプのカーサイドタープです。こちらはシェルタータイプなので、プライバシーの確保が可能。周囲の視線を気にせず、タープ内で着替えや昼寝ができます。

 使用サイズは約280(幅)×230(高さ)×330(奥行)cmと、しっかりとした大きさがあるため、テーブルやチェア、コットも余裕で設置ができます。

 ワンタッチ&吸盤タイプなので、シェルタータイプの中でも比較的設置が簡単なのが特徴です。耐水圧2000mmの素材を使用しているので、急な雨でも安心です。またスカート付きなので、風や虫の侵入を防ぐことができます。

 希望小売価格は2万4800円です。

    ランキングトレンド

    前日のランキングへ

    ニュース設定