「体内に睾丸がある」女子ボクサー、“性別検査必須”の大会を欠場「調べられたらまずいのか」

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2025年06月07日 19:10  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

イマネ・ヘリフ(本人のInstagramより)

 パリ五輪のボクシング女子で金メダルを獲得し、性別をめぐり騒動になったイマネ・ヘリフ(アルジェリア)が、今週末にオランダで開催される大会を欠場することが明らかになった。

調べられたらまずいことがあるんでしょうね」

「ボクシングの国際統括団体WB(ワールドボクシング)は、同団体が主催または認可する大会に出場を希望する18歳以上の選手に対して性別検査を義務付けたと発表しました。イマン・ヘリフ選手が所属するアルジェリア連盟に対しても、大会に出場するにはヘリフ選手にも検査を受ける必要があると通告していました」(スポーツライター、以下同)

 はたして性別検査を受けるのか、その対応に注目が集まっていたが、5日、ヘリフが大会を欠場すると主催者が明らかにした。この欠場にネット上では、

《残念だな。検査結果を知りたかったよ》

《欠場したことがもう答え合わせだろう》

《オリンピックの金メダルも剥奪しろよ》

《調べられたらまずいことがあるんでしょうね》

《まあ、どうみても男だからな》

 と冷ややかな声があがっている。

 ヘリフはパリ五輪の2回戦でイタリアのアンジェラ・カリニと対戦。カリニはへリフに圧倒的な力の差を感じたのか、開始46秒で棄権し、大きな騒動となっていた。

2024年5月、インドのヒンドゥスタン・タイムズ紙などが、フランス人ジャーナリストが入手した医療報告書に、ヘリフの睾丸は体内に埋もれていて、XY染色体を持っている、子宮は見当たらないと書かれていると報じました

 生物学的には男性だという報告書の内容に、ネット上では当時、

《男が女とボクシングで戦うなんて卑怯》

《対戦相手の女性選手がかわいそすぎる》

 と、批判的な声が多くあがっていた。

パリ五輪ではIOCがヘリフのパリ大会出場を容認しましたが、2028年のロサンゼルス五輪のボクシング競技は、新団体のWBが運営を担当することになっています。今回のオランダでの大会同様、性別検査が必須になることは十分に考えられると思います

 “彼女”にとって、パリ五輪が最初で最後の金メダルになるのかも?

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