2024−25シーズンのプレミアリーグで11勝5分22敗を記録し、勝ち点「38」の17位フィニッシュを果たしたトッテナム。ポステコグルー監督体制2年目を迎えた同クラブだったが、今季は中盤戦から急激な失速を見せ、国内リーグでは最後まで浮上のきっかけを掴めないまま下位に沈んでしまった。一方、ヨーロッパリーグ（EL）ではマンチェスター・ユナイテッドとの決勝を制し、41年ぶりとなる通算3度目の同大会優勝を達成。シーズンの最後に来季のチャンピオンズリーグ（CL）出場権を手に入れた。
そんななか、トッテナムは今月6日にポステコグルー監督の解任を発表。クラブに17年ぶりとなる主要タイトルをもたらした指揮官に別れを告げた。首脳陣の決断を受け、トッテナムの主将を務めるソンがInstagramを更新。ポステコグルー監督に感謝のメッセージを送っている。
ソンは、ポステコグルー監督とELトロフィーを抱えた2ショットを掲載しつつ、「監督へ。あなたはこのクラブの軌道を変えた。初日から自分自身と僕たちを信じ、一瞬たりともその信念が揺らぐことはなかった。他の人たちが疑ったときでさえもだ」と指揮官の功績を強調。「あなたは最初から私たちの可能性を理解していた。あなた自身のやり方で進み、そのやり方がこのクラブに何十年ぶりかの最高の夜をもたらした。あの思い出は一生の宝物だ」と称賛した。
また、「僕にキャプテンを任せてくれたことは、キャリアの中でも最も光栄なことの一つだ。あなたのリーダーシップを間近で学べたことは本当に貴重な経験だった。あなたのおかげで、私はより優れた選手に、そしてより良い人間になることができた」と自身に与えた影響を綴り、「アンジェ・ポステコグルー、あなたは永遠にトッテナム・ホットスパーのレジェンドだ。本当にありがとう、同志」と感謝の言葉で締め括っている。
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