九州の南東部に位置する「宮崎県」。北に祖母山、南に霧島連山があり、東は太平洋に面した自然豊かなところです。宮崎県は『古事記』や『日本書紀』に記された神話にまつわる地が点在する「神話のふるさと」として知られています。チキン南蛮や冷や汁、宮崎牛といったグルメも有名ですよね。
今回ねとらぼでは、「宮崎県で二番目に有名だと思う市町村はどこ?」というテーマで、3つの自治体を紹介していきます。
宮崎県南部に位置する「日南(にちなん)市」は、豊かな自然と温暖な気候に恵まれた、南国ムードたっぷりの街です。イースター島から特別許可を得て復刻されたモアイ像が並ぶ「サンメッセ日南」や、九州の小京都と呼ばれる「飫肥(おび)城下町」などがあります。
日向灘に面した断崖絶壁に鎮座する「鵜戸神宮(うどじんぐう)」も有名です。男性は左手、女性は右手で「運玉」を投げ、「亀石」と呼ばれる岩のくぼみに直接入れば願いがかなうといわれています。
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宮崎県北東部にあり、海岸部は日豊海岸国定公園の南端に位置する「日向(ひゅうが)市」。青い海と白い砂浜が続く海岸線は絶景です。
特に有名なのが「馬ケ背」。馬ケ背とは日向灘の先端に位置する絶景ポイントで、岬の形が馬の背のように見えることからこの名が付いたそうです。断崖絶壁に突き出した展望台はガラス張りで、太平洋の大パノラマをスリルとともに味わえます。日本有数のサーフポイントである「お倉ケ浜」や、日向市発祥の柑橘である「へべす」なども有名です。
九州山地のほぼ中央部、宮崎県の最北端に位置する「高千穂(たかちほ)町」。国の名勝・天然記念物に指定されている「高千穂峡」があることで有名です。高千穂峡は阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が冷えて固まり、浸食によって断崖絶壁となった峡谷です。貸しボートから「真名井の滝」を見上げれば、17メートルの高さから水が流れ落ちる迫力満点の景色を楽しめます。
『古事記』や『日本書紀』に記された天岩戸神話を伝える「天岩戸神社」と、その舞台である「天安河原(あまのやすかわら)」も人気のスポット。天安河原は天照大神(アマテラスオオミカミ)が素戔嗚命(スサノオノミコト)の乱暴に怒って岩戸に隠れた際に、八百万(やおよろず)の神が集まって話し合いをした場所だとされる洞窟です。
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