イングランド代表を率いるトゥヘル監督 [写真]=Getty Images イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督が、就任後3連勝を飾ったものの、パフォーマンスへの不満を露わにした。7日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
FIFAワールドカップ26欧州予選・グループKの第3節が行われ、イングランド代表はアンドラ代表と対戦。50分にノニ・マドゥエケの折り返しをハリー・ケインが押し込んだのが決勝点となり、1−0で完封勝利を収めた。
新体制になってから、3試合連続でクリーンシート(無失点試合)で3連勝を飾ったイングランド代表。イギリスメディア『talkSPORT』などによると、就任してから最初の3試合すべてでクリーンシートを達成したのはトゥヘル監督が史上初のイングランド代表指揮官になったという。
W杯予選で3連勝スタートを飾ったものの、トゥヘル監督は試合後、「最後の20分間が一番心配だった。試合を終えた時の私たちの態度が気に入らなかったからだ」とこの試合の選手たちのパフォーマンスには不満があることを明かした。
「この試合の緊張感の欠如は気に入らなかったし、場に沿っていなかった。これはあくまでもワールドカップ予選だ。(日曜日には)彼らに何を求めているかを伝えるつもりだ」
「ワールドカップ予選に必要な真剣さと緊迫感が欠けていたと思う。私たちは激しいプレーをしたと思う。それでも、最後の態度も、ボディーランゲージも気に入らなかった。この試合に必要なものではなかった」
「最初の20分か25分は良いスタートが切れたと思う。多くのチャンスやハーフチャンスを作ったけど、その後完全に勢いを失い、前半は取り戻すことができなかった。後半は少し戻ったけど、緊張感という点では十分とは言えない状況になってしまった。これは期待していた結果ではないと認めざるを得ない。詳細を分析して、火曜日にはもっと良い結果を出す必要がある」
イングランド代表は次戦、10日にセネガル代表と国際親善試合に臨む。
【ハイライト動画】アンドラ代表vsイングランド代表