45歳の末續慎吾「まだ走りたい」涙浮かべ「人生でこんなに悔しいことはない」100mで11秒08【関西実業団陸上】

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2025年06月08日 14:47  TBS NEWS DIG

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第69回関西実業団陸上競技選手権 2日目(8日、大阪・ヤンマースタジアム長居・ヤンマーフィールド長居)

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男子オープン100mタイムレースに、200mの日本記録保持者で北京オリンピック™4×100mリレー銀メダリストの末續慎吾(45、EAGLERUN)が出場。45歳で11秒08(+0.1m)をマーク、惜しくもマスターズ陸上M45クラス(45歳〜49歳)の日本記録(11秒02)には0秒06届かなかった

フィニッシュした末續は、両方のシューズを脱いでしばらくの間、電光掲示板を見上げていた。インタビューゾーンに現れると荒い息を吐きながら「少し感情の整理を」と言って座り込む。約20秒後に立ち上がった末續。「人生でこんなに悔しいことはない」と涙を浮かべた。さらに、「言葉で自分を慰めたくて走ったわけじゃないので」と言った直後に、「まだ走りたい」と絞り出した。そして「以上です、すみません」と言葉を残し、引き上げていった。

■末續慎吾(すえつぐ・しんご)
1980年6月2日、熊本県熊本市出身。2003年の世界陸上パリ大会、200mで銅メダルに輝き、日本人スプリント種目で史上初となる世界大会でのメダル獲得を成し遂げた。同年に出した20秒03は、未だに破られていない日本記録。
 

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