エンバペが古巣のCL優勝に言及した [写真]=Getty Images レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが、パリ・サンジェルマン(PSG)のチャンピオンズリーグ(CL)優勝について語った。7日、イタリアメディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
6年間在籍したPSGを退団し、昨年夏にレアル・マドリードへと移籍したエンバペ。自身は今季、新天地で公式戦56試合に出場して43ゴール5アシストを記録し、レアル・マドリードの加入初年度における最多得点記録を更新したほか、ヨーロッパ得点王に贈られるゴールデンシューも受賞した。
一方でクラブレベルでは、レアル・マドリードはラ・リーガ2位で終えて宿敵バルセロナに優勝を譲り、CLでは準々決勝で敗退。自身の母校であるPSGがCL優勝を果たした。
ドイツ代表とのUEFAネーションズリーグ3位決定戦を控えるエンバペは、古巣PSGのCL制覇について「PSGは優勝に値する。ヨーロッパで最高のチームだった」とコメント。「決勝で5−0なんて、最高峰の舞台では見たことがないスコアだ。今やPSGは、誰もが倒したいと思うチームになるだろう」と称賛し、次のように続けた。
「早すぎたとは思わない。PSGでの物語は終わったんだ。恨みも後悔もないし、これが運命だ。僕はあらゆることに挑んだけど、明らかに僕抜きでPSGはCLを優勝すべきだった」
ドイツ代表とフランス代表によるUEFAネーションズリーグ3位決定戦は8日に行われる。
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