セクシー女優の多くが避ける「3大NG」 キワモノ枠であえて生き残る女優たち…でもギャラは意外と高くない?

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2025年06月08日 20:00  まいどなニュース

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元セクシー女優のフリーライター・たかなし亜妖

セクシー女優の3大NGと呼ばれるジャンルをご存じでしょうか。「3大」とはアナル・スカトロ・ハードSMを指す業界用語です。これらはハードルが高い仕事であることからオファーを受け入れられない女優さんが多く、未解禁のまま引退する人が大半です。「3大の中の1つだけできる」ならまだしも、フル解禁する人は業界の3割にも満たないとか。

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なんならプロダクションが「会社のイメージのために、在籍女優全員に3大をやらせない」、「打診してもやりたいコが1人もいないから、最初からこの手のメーカーに営業をかけない」など、会社全体で仕事を断る場合もあります。

しかし、その一方でコアなジャンルに特化する女優さんも一定数存在するのが事実。“キワモノ”な扱いを受けがちなものの、3大を極めるとノーマル系にはない形で輝けるのです。

コアなジャンルを極める理由と、得られるメリット

コアなオファーを受ける女優さんは、まずそのジャンルに大して抵抗を持ちません。お金のためといえど嫌悪感が強ければ、挑戦は難しいでしょう。プライベートでの経験の有無は関係なく、「少しは興味ある」以上の前向きな考えがないと、こなすのに苦労する内容だからです。

3大をメインに活動する人も少なからずいて、分母が少ない=独占しやすいという大きなメリットがあります。多くの人が突っぱねるところを上手に拾えると、仕事に困らないんですよね。

パフォーマンスが良いとか、もともとコアなジャンルが好きだと、メーカー側も喜んでお願いをしたいもの。本人が楽しく働いた結果、サブカルチャー的界隈で知名度を上げられるケースも実はかなり多いのです。ファンがつけばビデオ以外の案件へと繋がり、気づけばイベントに引っ張りだこなんて例も決して珍しくはありません。

アブノーマルなので「誰もが知る人物」になるのは大変ですが、「知る人ぞ知る」ポジションにハマるのも業界で生き残るコツ。サブカルチャーを極めたいなら、3大NGの方に特化すれば新たな未来を切り開ける可能性が高いということです。

3大NGのギャラはいくらもらえるのか?

どう考えても3大はハードでしかないので、ギャラがとても高いように想像してしまうでしょう。確かにノーマルなジャンルに比べると一発あたりの金額は上がりますので、月2本撮っただけで十分な収入が得られる場合もあります。ギャラはメーカーにもよって大きく異なるものの1本30万以上、場合によってはもっと値段が出るケースもあります。

特にSMは縄跡や傷など翌日に影響を及ぼしやすく、体の負担が軽くなるまで別の仕事を入れられません。女優さんがストップ状態になればその間はスケジュールに穴が空いてしまうため、空白の期間を考慮した上でギャラを高めに設定するのです。

でも、必ずしも高額とは限らないのが悩ましいところ。ビデオは基本的に男性との“カラミ”がない内容だと金額が低いので、排泄系など「1人パフォーマンス+“出す”だけ」だとそこまでお金は良くないとか。最近は疑似(ニセモノ)の使用も増えており、抵抗さえなければ仕事の難易度は低いのもギャラが跳ねない大きな理由です。

給料面を考えると、やはりこの手のジャンルは興味がないと続かないでしょう。「1回挑戦したけど、やっぱりそんなに好きになれなかった」という話も、実際に多いそうですよ。

女優さんの生き様も、仕事の仕方も本当に人それぞれです。元々キワモノ系に興味を持ち、好きなジャンルを極められたら本人も嬉しいもの。趣味と実益を兼ねる働き方は、セクシー業界でもプラスの方向に作用しやすいのです。

◆たかなし亜妖(たかなし・あや)元セクシー女優のシナリオライター・フリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ゲーム会社のシナリオ担当をしながらライターとしての修業を積み、のちに独立。現在は企画系ライターとしてあらゆるメディアで活躍中。

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