横浜FCが3点差をひっくり返しクラブ初の8強進出！…C大阪は退場者響く　PK戦を制した広島も勝ち進む／ルヴァン杯・プレーオフラウンド第2戦

　2025JリーグYBCルヴァンカップ・プレーオフラウンド第2戦の4試合が8日に行われた。

　J2から唯一プレーオフラウンドに進出したジュビロ磐田は、ホームで湘南ベルマーレと対戦。磐田は78分、上原力也がFKから直接ゴールネットを揺らして先制に成功したが、磐田は2戦合計スコア1−2で敗退。逃げ切った湘南がプライムラウンドに勝ち進んだ。

　サンフレッチェ広島とアビスパ福岡の一戦は31分、中野就斗のゴールで広島が先制すると、64分には中村草太が直接FKを決めて2戦合計2−1と逆転。しかし72分、福岡がウェリントンの得点で2戦合計スコアを2−2とした。延長戦でも決着はつかず、PK戦を4−3で制した広島が、2大会連続でプライムラウンドに進出した。

　横浜FCとの第1戦を4−1で大勝したセレッソ大阪だったが、GK福井光輝が42分に退場。すると前半アディショナルタイム2分、横浜FCが森海渡のPKで1点を返すと、試合終盤の84分と89分にも加点して2戦合計4−4に追いつき、延長戦に突入した。迎えた104分、櫻川ソロモンの得点でついに横浜FCが3点差を逆転。このまま横浜FCが勝利し、2戦合計5−4でクラブ初のベスト8進出を果たした。

　第1戦を3−0と完勝した柏レイソルは、ホームに東京ヴェルディを迎えた。前半に1点を失ったものの、柏は50分に渡井理己が、71分には垣田裕暉が得点。2戦合計5−1で準々決勝に進出した。

　プライムラウンドはプレーオフラウンドを勝ち上がった4チームに、FIFAワールドカップ2025に出場する浦和レッズと2024−25シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリートに出場したヴィッセル神戸、川崎フロンターレ、横浜F・マリノスを加えた8チームで争う。

　第2戦の試合結果とプライムラウンドの日程は以下の通り。

■プレーオフラウンド第2戦
▼6月8日（日）
ジュビロ磐田　1−0（2戦合計1−2）　湘南ベルマーレ
サンフレッチェ広島　2−1（2戦合計2−2／PK戦4−3）　アビスパ福岡
横浜FC　4−0（2戦合計5−4）　セレッソ大阪
柏レイソル　2−1（2戦合計5−1）　東京ヴェルディ（19時KO）

■プライムラウンドの日程
▼準々決勝
第1戦　9月3日（水）
第2戦　9月7日（日）

▼準決勝
第1戦　10月8日（水）
第2戦　10月12日（日）

▼決勝
未定