
ここ数年にわたって続く猛暑。うだる暑さを忘れるために、ゾクゾクする話でヒヤッとしていきませんか。
この夏、全国各地を恐怖で震え上がらせた「行方不明展」の開催が決定。
「行方不明(ゆくえふめい)」とは、出かけたまま帰ってこず、行き先や居場所がわからない状態のことですよね。人々はなぜ消えてしまったのか、その痕跡を辿っていくと……?
【どんなイベント?】
失踪・蒸発・神隠し───。なんらかの理由で忽然と姿を消してしまった人々の足跡をたどる「行方不明展」。
会場では、貼り紙、遺留品、都市伝説など、様々な行方不明にまつわる物品や情報を集め、分類して展示します。
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とはいえ、本当に行方不明になった人がいるわけではなく、会場に展示されるものはすべてフィクション。架空の痕跡をもとに「存在しない失踪事件」についてアレコレ推理を楽しめるイベント、のようなのですが……。
【ココが怖い】
架空の展示とはいえども、どこか不穏でジワジワ怖い。だって、フィクションなのに「本当の話」に思えてくるリアリティーがあるんですもの。
■その1:SNSに寄せられた声
おびたたしい数の張り紙や、薄汚れた遺留品など、ひとつひとつの展示品が異様な存在感を放っている会場。足を運んだ人の感想を見てみると「不気味で後味が悪い」「現実と虚構の堺があいまい」といった声が……。
■その2:YouTube動画もそこはかとなく怖い
展覧会の公式YouTubeには、失踪事件にまつわる断片を映した動画がいくつか公開されています。もちろんこれらもフィクションなんですケド、なんだかすっごく「本当の話」っぽくて、背筋がうっすら寒くなるのです。
■その3:関係者がガチすぎる
本展の仕掛人は、怖すぎると話題になった『Aマッソのがんばれ奥様ッソ!』『このテープもってないですか?』『イシナガキクエを探しています(TXQ FICTION)』などを手がけている大森時生さん。
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さらには、ホラーカンパニー「株式会社闇」代表・頓花聖太郎さんと、注目の怪談作家・梨さんもクリエイターとして参加しています。梨さんが出演するYouTube動画『行方不明展 特別番組』も怖いので観てほしい……。
【いつ・どこでやるの?】
ひたひたと恐怖が忍び寄る『行方不明展』の次なる開催地は “大阪” です。なにが真実なのかわからなくなるトワイライトゾーンへ足を踏み入れちゃいましょう。
<会期>
2025年7月25日〜9月28日
<会場>
大阪・谷口悦第2ビル1階(Osaka Metro本町駅12番出口すぐ)
チケットの販売は2025年6月9日0時から。未知なる恐怖と対峙してみたい人は、ぜひ。
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※東京会場・名古屋会場と一部展示が異なる場合があります。
参照元:行方不明展 / テレビ大阪、YouTube(1)(2)、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch