<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本3−0ドミニカ共和国>◇8日(日本時間9日)◇予選ラウンド第1週◇第4戦◇カナダ・オタワ
昨年の銀に続くVNL2大会連続メダルを目指す世界ランキング5位の女子日本代表が、無傷の開幕4連勝で予選ラウンド第1週を全勝で締めくくった。
同11位のドミニカ共和国と対戦し、4戦連続となる3−0(25−19、25−21、25−9)のストレート勝ち。好調をキープし、単独首位を守った。
平均身長190センチを超える相手に、技術で勝ち切った。第1セットの序盤は高さのあるブロックやサーブでに苦しんだが、要所で佐藤淑乃のアタックやサービスエースで抜け出すと、終盤に4連続得点をまとめてセットポイントを奪取。最後は、キャプテン石川真佑がエースを決めて取り切った。
第2セットも10−14と点差を離されながらも、宮部藍梨のエースや島村春世のブロード攻撃などミドルブロッカー陣の躍動で反撃。期待のアタッカー秋本美空が今大会初めてビハインドの場面でコートに立つと、アタックとブロックを決めて盛り立てた。先に20点台に乗せられながらも、終盤に佐藤のスパイクで逆転成功。この日初スタメンのリベロ岩沢実育が好レシーブを連発して流れを引き寄せると、再び佐藤がレフトから決めて連取した。
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第3セットは、勢いそのまま。序盤から大量リードを奪うと、マッチポイントで相手のスパイクがアウトとなり、隙を見せずに勝ち切った。
21年東京、24年パリとオリンピック(五輪)で2大会連続ベスト8入りしたドミニカ共和国から圧勝。石川が両チーム最多の20得点、佐藤が19得点で続き、チームをけん引した。メンバーを入れ替えながらも、カナダ大会では1セットも失わない目覚ましい活躍で、スタートダッシュに成功。2大会連続の表彰台へ弾みを付けた。
日本が参戦する予選ラウンド第2週の中国大会(香港)は18日に開幕。タイ、イタリア、中国、チェコと対戦する。
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