【RIZIN】榊原CEO「今の朝倉未来は無敵ですよ」クレベルに勝てば大みそか前にタイトル戦の可能性も【囲み取材】

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2025年06月09日 12:10  ORICON NEWS

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7・27『超RIZIN.4』でクレベル・コイケと対戦する朝倉未来 (C)ORICON NewS inc.
 7月28日開催の『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』(さいたまスーパーアリーナ)開催発表会見が7日、東京・増上寺で行われ、クレベル・コイケvs.朝倉未来の4年ぶりの再戦が発表された。会見後の囲み取材で榊原信行CEOは「今の朝倉未来は無敵ですよ」と復活したカリスマに期待を寄せ、クレベルに勝利した場合の展望についても語った。

【動画】王者・シェイドゥラエフが『超RIZIN.4』参戦決定!“対戦相手候補”を榊原CEOが発表

 朝倉は昨年7月の『超RIZIN.3』で平本蓮に1ラウンドでKO負けして現役引退を発表するも、今年5月の『RIZIN男祭り』で元フェザー級王者の鈴木千裕に3ラウンドTKO勝利して、見事に復活を飾った。次戦は3ヶ月以内のショートスパンとなるが、4年前の2021年6月に東京ドーム大会で一本負けしたクレベルへのリベンジに燃える。

 榊原CEOは「未来には対戦相手の選択肢をいくつか出しました。例えばYA-MANとか萩原京平もあったけど、フェザー級のベルトを巻くという道に向けて、クレベルが一番強くて実績がある選手なのでやりたいというのが、彼の答えでした」と試合交渉について振り返る。

 さらに「元王者の千裕に勝って、同じく元王者のクレベルに勝てば『年内に俺がシェイドゥラエフとやりますよ』という意気込みなので、挑戦者決定戦というイメージの試合になっています」とクレベルvs.朝倉の勝者が、フェザー級王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフに挑戦する構図を描いている。

 朝倉について「1つの勝ちが選手にとってすごくチカラになるというか、今までの迷いもすっ飛ばして、自分で自分を信じられるようになる。それが大きいので、今の未来は無敵ですよ」と完全復活を確信し、「年内のタイトルマッチ、大みそかよりも早いタイミングでやりたいと言うのか、そこは見えないですけど、シェイドゥラエフも『1日2試合やってもいい』と言ってるので、今後発表する秋の大会にタイトルマッチをやることになるかもしれないです」と、まさかのスケジュールについても示唆した。

 『超RIZIN.4』では王者シェイドゥラエフの防衛戦も実施予定で、今月14日開催の札幌大会『RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO』で行われるヴガール・ケラモフvs.木村柊也の勝者が、挑戦者の第一候補となる。榊原CEOによると「怪我の問題もあると思うんですけど、ケラモフは前がかりになっていて『7月27日にシェイドゥラエフの前に俺が立つ』と強いモチベーションを持っている」と、元王者がすでに連戦を見据えている。

 RIZINフェザー級王座をめぐる激闘は、ますます混沌とした状況となってきた。シェイドゥラエフが絶対王者として君臨するのか、ケラモフvs.木村の勝者が連戦の勢いでベルトを奪うか、クレベルvs.朝倉の勝者が年内にベルトを巻くのか。『超RIZIN.4』で対戦する金原正徳vs.YA-MANやカルシャガ・ダウトベックvs.秋元強真の勝者も、年内のタイトル戦線に絡んでくる可能性も高い。

 さらに、連戦のダメージから回復するため現在は休養を宣言している元王者の鈴木千裕も、復帰戦で特大の稲妻を落とすべく準備を重ねてくるはず。そして、肩の大ケガのため無念の欠場を余儀なくされているものの、朝倉未来に勝利してLASTMAN STANDING王者となった平本蓮も、必ずやパワーアップしてRIZINのリングに戻って来ることは間違いない。2025年の大みそか大会に勝利し、フェザー級王者として2026年を迎えるのは、果たして誰か。

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