
6月8日、『G1安田記念』が開催された東京競馬場に、JRA(日本中央競馬会)の春競馬キャンペーン『かわいいけいば VS イケメンケイバ』でコラボをしている人気アイドルグループ『FRUITS ZIPPER』と狩野英孝が来場。トークショーでファンを盛り上げた。
乱闘騒ぎは「壊し屋」たちの犯行か
「2組のトークショーはレースが終わった17時過ぎにパドックで行われたのですが、場所取りを巡ってか複数の男性客により乱闘騒ぎになったんです」(来場していた競馬ファン)
Xで拡散されている動画では、最前列で待機していた男性を数人の男性グループが無理やりどかそうとして乱闘騒ぎになっている様子が確認できる。
「イベント参加用のアプリで抽選に当選した人のみが優先観覧エリアで見られるという方式だったため、遠目からしか見ていないので声までは聞こず、何で揉めているかは分かりませんでした。今は競馬を含めた公営ギャンブル場で乱闘騒ぎなんて見かけないので、近くにいた競馬ファンは“アイドルファンって怖いんだね”と引いていましたね」(同・競馬ファン)
SNS上でも、
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《東京競馬場にてアイドルのイベントが開催されてましたが、オタク同士の乱闘が起きてしまいました! 競馬ファンにとって神聖な場所でこのような行為は無いようお願いします》
《席取り乱闘を見て思った。もうJRAはアイドル起用しないだろうなって》
と競馬ファンからは呆れられる結果に。一方で、
《競馬場での乱闘騒ぎの動画に映ってるのこの前のノイミー(≠me)の乱闘騒ぎで話題になった奴じゃね??》
《本当にファン? グッズも何も付けてないしファンに見えない》
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4月29日、指原莉乃プロデュースの女性アイドルグループ『≠me』が埼玉県の越谷レイクタウンで行う予定だった新曲発売イベントに現れ問題になった、“壊し屋”なる集団の行為を指摘する声も。
「優先入場券を強奪したり、気に入らないアイドルたちの評判を落とすために暴れてイベントを壊す集団のことを指す言葉です。『≠me』騒動で注目されましたが、'90年代から『制服向上委員会』の現場には会場内でメンバーの本名や実年齢などを叫ぶ“外道”と呼ばれる厄介ファンたちがいました。
さらにその中でも乱闘騒ぎなどを起こし、新聞沙汰にもなった“愚連”という過激派がいて、地下アイドル界隈にはその流れを組む厄介ファンが存在し続けているんです」(アイドル誌編集者)
イベントを壊す行為や評判を落とすのが目的のため、運営サイドの対策にも限度があるようだ。
「『≠me』の時は、親子連れも多く訪れるGWのショッピングモールのイベントでした。今回もアイドルイベントを滅多に開催しない競馬場で行われています。
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アイドル運営の対策に限度がある会場でかつ、多くの人の目に触れる場所を狙っての犯行としか思えません。どのアイドルでも標的にされる可能性があるため、それらしき集団がいたら気づいた時点で警備員に報告するなどしか対処法はないのでは」(同・アイドル誌編集者)
多くのファンはマナーを守って応援しているだけに、アイドルファン全体のイメージが下がらなければいいが……。