【宝塚記念過去10年傾向】直線一気は決まりにくい まずは先行馬を軸に
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2025年06月09日 17:16 netkeiba

ベラジオオペラは昨年も3着に入っており期待大(ユーザー提供:ミスタールドルフさん) 今週末に阪神競馬場で行われる宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)について、これまでの傾向を分析。ここでは「脚質」に注目して、的中へのヒントを探ってみたい。
過去10年、逃げ・先行馬は合わせて【6-2-4-33】で勝率13%、複勝率27%。差し・追込馬とマクリを打った馬は合計で【4-8-6-87】で勝率4%、複勝率17%だった。阪神芝2200mは直線が短い内回りとあって、まずは前にいける馬を軸に考えたい。
後方から運ぶ馬は道中で押し上げていける脚が求められる。4角10番手以下だった馬は、【0-4-0-46】でひと息。さすがに約360mの直線でごぼう抜きは難しく、直線一気はそうそう決まらない。馬群がごちゃつく傾向にあり、進路をさばくのにも手間がかかる。
今年の出走馬でいえば、昨年の大阪杯を2番手、今年の同レースを内3番手から押し切ったベラジオオペラはやはり有力。また、人気薄にはなりそうだが、常に安定した先行力を発揮しているリビアングラスの粘り込みにも注意したい。
【脚質別の成績】※過去10年
逃げ【0-2-1-7】
先行【6-0-3-26】
差し【4-3-5-45】
追込【0-4-1-39】
マクリ【0-1-0-3】
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