J1上位参戦を狙うC大阪に痛手…MF上門知樹が右膝前十字靭帯損傷、外側半月板損傷で手術へ

　セレッソ大阪は9日、同クラブのトップチームに所属するMF上門知樹の負傷を報告した。

　上門は4日に行われた2025JリーグYBCルヴァンカップ・プレーオフラウンド第1戦の横浜FC戦に先発出場していたものの、同試合終盤の85分、相手からボールを奪おうと前線でプレスをかけた際に負傷。右膝のあたりを抑えてピッチに座り込み、MF喜田陽との交代でピッチに後にしていた。

　クラブからの発表によると、上門はやはり同試合で負傷していたとのこと。検査の結果、右膝前十字靭帯損傷および外側半月板損傷だと診断された。今後手術を行う予定であることも伝えられている。クラブから詳細な離脱期間は公表されていないものの、ケガの種類から考慮すると、決して短くはない離脱期間が予想される。

　現在28歳の上門はFC琉球、ファジアーノ岡山を経て、2022年にC大阪へ完全移籍加入。2025明治安田J1リーグでは、開幕直後こそベンチを温める機会も多かったが、5月に入ってからは出場機会を増やしており、ここまで9試合出場1ゴールを記録していた。なお、2025JリーグYBCルヴァンカップでは4試合出場1得点をマークしている。

　現在、C大阪は2025明治安田J1リーグの20試合を消化した段階で、8勝5分7敗の成績を残し、勝ち点「29」を獲得。現在は8位につけている。2025JリーグYBCルヴァンカップでは、横浜FCとの第2戦で劇的逆転を許し、2戦合計スコア4−5でプレーオフラウンド敗退。FW北野颯太のザルツブルクへの完全移籍が決まったことで、2列目のポジションを主戦場とする上門にも期待がかかっていたが、無念の離脱となってしまった。


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