6月は「環境月間」杉浦太陽&村上佳菜子が“環境に配慮した旅”をシミュレーション!村上佳菜子「自然のなかに身を置いて…」

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2025年06月09日 20:00  TOKYO FM +

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6月は「環境月間」杉浦太陽&村上佳菜子が“環境に配慮した旅”をシミュレーション!村上佳菜子「自然のなかに身を置いて…」
杉浦太陽と村上佳菜子がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより」(毎週日曜 7:30〜7:55)。「学びと成長」をコンセプトに、毎回さまざまなゲスト講師をお招きして、明日の暮らしがもっと豊かになる情報や気になるトピックをひも解いて、今よりもちょっと成長することを目指す番組です。

6月8日(日)の放送テーマは「6月は環境月間 心地よい暮らしのために、今できる選択を」。環境省 広報室の浜島直子さんから、環境に配慮した選択の重要性について伺いました。


杉浦太陽、浜島直子さん、村上佳菜子



◆日本の呼びかけで「世界環境デー」が制定

6月5日(木)は「世界環境デー」です。これは、1972年にスウェーデン・ストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められました。これは環境問題について話し合われた初めての国際的な会議で、出席していた日本が、この日を世界環境デーとし、世界中の人々が環境保全への重要性を再認識し、環境への意識を高めるために提案したことで、国連により採択されました。環境省でも毎年、この日を含む6月を“環境月間”として、さまざまな取り組みを実施しています。

一方で、近年の世論調査などを見ると、残念ながら実際の消費行動が必ずしも環境に配慮しているとは限らないこともわかっています。浜島さんは「“環境のために”と我慢しながら活動していても、長続きしないのでおすすめできません。それよりも、将来にわたって体や心、また結果的に環境にも社会にも良い状態、いわゆる“ウェルビーイング”をもたらすような活動が世の中にはたくさんありますから、そうしたものを日々の生活のなかで選択していただければと思います」と話します。

例えば、家を買うときに、番組でもテーマにした「断熱性能の高い省エネ住宅」を選べば、節電はもちろん、熱中症の予防やヒートショックの防止など、健康面のメリットが期待できるだけでなく、快適に心地よく暮らすことにより、生活の質や幸福度の向上も見込めることが分かっています。とはいえ“家”のような大きな物でなくても、選択の場面はたくさんあります。

◆環境に優しい旅行プランを考えよう

環境省では、本年度の環境の日・環境月間のテーマを「心地よい暮らしのために、今できる選択を。」としました。「日々の選択がどのように環境と関わり、日々の暮らしや幸福度につながっていくのかなど、多くの方に考えを深めていただければと思っています」と浜島さんは解説します。

そこで、テーマへの理解を深めるべく、杉浦と村上が“環境に配慮した心地良い旅の計画”をシミュレーションしてみることに。はじめに“旅先の候補”としてあがったのは、海や山、湖などの自然豊かな場所です。

村上は「自然のなかに身を置くと、風や波の音などが鮮明に聞こえてきてリラックスできるから絶対に心地良い旅になると思います!」と声を大にします。また、農業や漁業などの体験を通じて自然の恵みを実感でき、「そういう体験をすると、日頃からスーパーで買える魚や野菜などの自然の恵みを“大切にしなくちゃ”と心から思えるようになるよね」と杉浦も共感します。

旅行における交通手段として「車」を選択した場合、エコカーやエコドライブを心がけることで、環境にもコストにも優しい旅になります。一方で、公共交通機関を利用することも選択肢に入れてほしいと浜島さんは言います。「電車を利用すれば、車よりCO2の排出量を削減することができますし、現地に着いてからレンタカーやシェアカーを利用すれば、移動に不便を感じることも少ないと思います」と説明。最近は、レンタサイクルが充実している観光地も増えています。

次に宿泊施設の選び方について。絶景が楽しめるホテルやおいしい料理の宿も魅力的ですが、最近では「古民家を改装した宿」「再生エネルギーを活用した宿」「地産地消の食材を提供する宿」など、サステナブルな取り組みをおこなっている施設も増えています。また、歯ブラシなどのアメニティは、利用する人のみロビーで受け取るスタイルの施設も増えており、「プラスチック製品を減らすサステナブルな取り組みですね!」と村上も賛同します。

最後は「食」です。例えば、オーガニック野菜を食べることは有機農業などの環境保全型農業の拡大を応援することにつながります。こうした農業が拡大すれば、私たちの生活に身近な場所の“生物多様性の保全”にもつながります。

環境に配慮した選択をSNSなどで発信するのも重要な行動です。皆さんが環境について考えていることや身近な活動を発信すれば、「やってみよう」と思う人が増えるかもしれません。また、それが選択した製品・サービスを提供している企業にとっても大きな力になります。「こんな製品があったらいいのに」という思いを発信すれば、その声が誰かに届いて希望の製品が作られる可能性もあります。

最後に浜島さんは「環境省は、特設サイト「環境の日&環境月間 心地よい暮らしのために、今できる選択を。」を立ち上げて、旅や食にまつわる“環境にいいこと”を発信しています。この機会に特設サイトをご覧いただき、自分にとって“心地よい選択”“心地よい暮らし”とは何か? について考えてみてください。そして、身近な環境への取り組みを『#環境月間』をつけて発信してください」と呼びかけました。

番組のエンディングでは、杉浦と村上が今回学んだ「心地よい暮らしのために、今できる選択」について復習。2人が特に注目した点をピックアップして発表しました。村上は“心地よい選択をしたら「#環境月間」”とスケッチブックに書き「世界にメッセージを発信しましょう!」とコメント。続けて、杉浦は「6月は『環境月間』、6月5日は『世界環境デー』です。サステナブルな選択を!」とポイントを読み上げました。


(左から)杉浦太陽、村上佳菜子



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6月8日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年6月16日(月)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:杉浦太陽・村上佳菜子 日曜まなびより
放送日時:毎週日曜 7:30〜7:55
パーソナリティ:杉浦太陽、村上佳菜子
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/manabiyori/
番組公式X:@manabiyori_tfm
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