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北海道警函館中央署は9日、函館児童相談所で保護されている少女(17)を誘拐したとして、児相の会計年度任用職員で大学生の櫛引七純容疑者(20)=函館市白鳥町=を未成年者誘拐の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は、少女が未成年と知りながら誘惑し、6月7〜8日、保護監督者に無断で連れ出したとしている。
署によると、児相が7日に「預かっている女児が行方不明になった」と通報して発覚。児相職員への聴取や防犯カメラ映像から櫛引容疑者の関与が浮上した。少女は道内の宿泊施設で保護され、けがはなかった。
櫛引容疑者は2024年2月から函館児相で勤務し、児相に滞在する児童の面倒を見る立場だった。「すべてその通り。軽率な言動をしてしまったことを後悔しています」と容疑を認めている。
道は「事実関係の把握に努め、厳正に対処する」とコメントした。【片野裕之】
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