今夏の去就に注目が集まるグリーリッシュ [写真]=Getty Images マンチェスター・シティに所属するイングランド代表FWジャック・グリーリッシュに移籍の可能性が浮上しているようだ。8日、『デイリーメール』や『ミラー』など複数のイギリスメディアが伝えている。
現在29歳のグリーリッシュはアストン・ヴィラの下部組織出身で、2013−14シーズンにトップチームデビューを飾った。「10番」を背負い公式戦通算213試合出場32ゴール43アシストという成績を残すと、2021年夏には当時のイギリス史上最高額となる1億ポンド(約196億円)でマンチェスター・シティへ完全移籍。新天地でも「10番」を託され、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるチームでの活躍に期待が寄せられた。
しかし、マンチェスター・シティではここまで公式戦157試合に出場し17ゴール23アシストと、高額な移籍金に見合う活躍はできておらず。在籍4年目の今シーズンはプレミアリーグでの先発起用は7試合に留まり、公式戦32試合で3ゴール5アシストという成績に終わった。
報道によると、グリーリッシュは半ば構想外の状態となっており、今夏にマンチェスター・シティを退団する可能性が高いとのこと。現時点でクラブ間交渉は行われていないが、ニューカッスルとエヴァートンが獲得に興味を示しており、同選手の新天地候補となっている模様。週給30万ポンド(約5870万円)とされている給与の高さから、両クラブはレンタルでの獲得を検討しているようだ。
なお、グリーリッシュに対してはミランやナポリも関心を寄せていると報じられており、初の国外移籍も選択肢となっている模様。果たして今年9月に30歳となるアタッカーは今夏にどのような決断を下すのだろうか。