<柔道:世界選手権>◇14日◇第2日◇ブダペスト◇男子66キロ級、女子52キロ級
女子52キロ級の阿部詩(24=パーク24)が初戦を突破した。
2回戦から登場し、ソフィア・アスベスタ(キプロス)に内股で一本勝ち。豪快な投げ技で、5度目の優勝に向けて好発進した。
昨夏のパリオリンピック(五輪)ではまさかの2回戦敗退を喫した。今年2月のグランドスラム(GS)バクー大会で復帰。オール一本勝ちで優勝した。4月の全日本選抜体重別選手権では大森生純(24=JR東日本)に一本勝ち。復活を印象づけていた。今大会前は「一挑戦者として、世界一になりたい」と意気込んでいた。昨夏は、2連覇を果たした兄・一二三(27=パーク24)との「兄妹同日V」を逃した。この日も、兄が男子66キロ級で戦っており、2回戦を突破している。ともに優勝すれば、世界選手権では23年ドーハ大会以来4度目の「同日V」。目標の世界一を果たし、28年ロサンゼルス五輪への1歩を刻む。
大森も、横四方固めで2回戦を突破した。
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