<柔道:世界選手権>◇14日(日本時間15日)◇第2日◇ブダペスト◇男子66キロ級決勝
男子66キロ級で武岡毅(26=パーク24)が、初優勝を飾った。決勝でヌラリ・エモマリ(タジキスタン)に優勢勝ちした。
昨年5月のアブダビ大会では、決勝で田中龍馬(JESエレベーター)に敗れて準優勝だった。1年越しに雪辱を果たした。
2回戦から登場し、一本勝ちで好発進を決めた。3回戦は優勢勝ちも、準々決勝、準決勝は一本勝ちを収めた。
波乱もあった。五輪2連覇の阿部一二三(27=パーク24)が準々決勝で敗戦。王者対策を進めていたが、直接対決は実現せず。ただ、大会前には「上だけを見ていたらつまずいてしまう」と気を引き締めていた。足元を見ながら、着実に決勝まで駒を進め、頂点にたどり着いた。
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武岡は足立学園高から国学院大に進学。23年11月の講道館杯全日本柔道体重別選手権大会で初優勝した。24年2月のグランドスラム(GS)パリでは、決勝で元世界王者の丸山城志郎を撃破し、頂点に立った。24年12月GS東京大会、今年2月のGSバクー大会でも優勝していた。
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