バイエルンが圧巻の10発快勝! クラブW杯“常連”のオークランド・C下す…ムシアラはハット達成

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2025年06月16日 03:33  サッカーキング

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バイエルンが圧巻ゴールラッシュでクラブW杯白星発進! [写真]=Getty Images
 FIFAクラブワールドカップ2025・グループC第1節が15日に行われ、バイエルン(ドイツ)とオークランド・シティ(ニュージーランド)が対戦した。

 32チーム制に生まれ変わったクラブワールドカップは2日目を迎え、ヨーロッパを代表する強豪クラブが続々と登場する。“欧州勢”の先陣を切るのはバイエルン。ヴァンサン・コンパニ監督を招へいして臨んだ今シーズンはブンデスリーガで首位を独走し、2節を残してマイスターシャーレを獲得した。ドイツ王者として迎える今大会初戦の相手はニュージーランドの雄オークランド・シティ。13度のオセアニア制覇を誇り、クラブワールドカップという舞台を知り尽くしているチームに対し、バイエルンはどのようなサッカーを見せるのだろうか。

 開始直後から相手を押し込むバイエルンは5分、左右へ揺さぶったところからジョシュア・キミッヒがクロスを上げ、キングスレイ・コマンが強烈なヘディングシュートを放つ。これはGKに阻まれたが、直後のキミッヒの左CKをファーサイドでヨナタン・ターが折り返し、コマンが頭で押し込み幸先良く先制に成功。18分には再びキミッヒの右クロスからチャンスを作り、コマンが頭で落としたボールをサシャ・ボエが蹴り込み2点差とした。

 バイエルンの勢いは止まらない。20分、ラファエル・ゲレイロからのくさびのパスを受けたトーマス・ミュラーが巧みな反転でボックス内左へ侵入し、低い折り返しをミカエル・オリーズが蹴り込み3点目。2分後には前線でボールを奪ったところからオリーズがスルーパスを送り、コマンが巧みな個人技からゴール右下隅へ流し込んで4点差とした。

 45分にはオリーズがボックス右角付近からクロスを上げると、ゴール前で合わせたのはトーマス・ミュラー。今大会を最後にバイエルンを去る“レジェンド”の一撃でリードを5点に広げた。その直後にはオリーズがカットインから強烈なミドルシュートを突き刺し、6−0で前半を終えた。

 後半もバイエルン優位の展開は変わらず、56分に左のショートコーナーから途中出場のセルジュ・ニャブリが右足で際どいシュートを放つ。68分には左サイドへ大きく広げたところからニャブリ、ミュラーと繋いでボールはボックス手前中央のジャマル・ムシアラへ。狙い澄ましたシュートをゴール右隅に突き刺すと、5分後には自ら獲得したPKを冷静に沈めてリードを8点に広げた。

 84分、相手GKのパスをカットしたムシアラがハットトリックを達成。5分後にはゴール前のこぼれ球を拾ったニャブリが柔らかく折り返し、最後はミュラーが上手くタイミングを合わせてボレーシュートを沈めた。試合はこのまま10−0で終了し、バイエルンが圧巻の内容で白星発進を飾っている。次節は20日に行われ、バイエルンはボカ・ジュニオルス(アルゼンチン)、オークランド・シティはベンフィカ(ポルトガル)と対戦する。

【スコア】
バイエルン 10−0 オークランド・シティ

【得点者】
1−0 6分 キングスレイ・コマン(バイエルン)
2−0 18分 サシャ・ボエ(バイエルン)
3−0 20分 ミカエル・オリーズ(バイエルン)
4−0 22分 キングスレイ・コマン(バイエルン)
5−0 45分 トーマス・ミュラー(バイエルン)
6−0 45+3分 ミカエル・オリーズ(バイエルン)
7−0 68分 ジャマル・ムシアラ(バイエルン)
8−0 73分 ジャマル・ムシアラ(PK/バイエルン)
9−0 84分 ジャマル・ムシアラ(バイエルン)
10−0 89分 トーマス・ミュラー(バイエルン)

このニュースに関するつぶやき

  • サッカーのスコアじゃないよ…。 やはり、オセアニアは除外した方が良い。勝負にならない。バイエルンのサポーターも嬉しいかな?
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