「彼のため、日本バスケのために…」ホーバス監督、サプライズ招集の“怪物”16歳に期待

バスケットボール男子日本代表ディベロップメントキャンプ後に取材に応じるトム・ホーバス監督（2025年6月15日撮影）

バスケットボール男子日本代表候補の若手選手らによる合宿が15日、都内のナショナルトレーニングセンターで報道陣に公開された。

トム・ホーバス監督（58）は最年少となる16歳で招集された白谷柱誠（しらたに・ちゅそん）ジャックに期待を寄せた。

白谷は名門・福岡大大濠高の1年生。三重・四日市メリノール学院中では全国大会で1試合54得点を挙げた実績もある。ホーバス監督ら代表スタッフの目に留まり、今月11日発表のアジアカップ（8月、サウジアラビア）代表候補42人にもサプライズ選出された。指揮官は「彼のために、日本のバスケのために、経験させてあげたほうがいいかな」と、将来を見据えた上での招集だったと説明した。

身長194センチ、体重92キロと恵まれた体格の持ち主。海外やBリーグで活躍する選手らと遜色ない動きを見せているといい「まだ体ができていないかなと思ったけど問題ないね。本当に強い」とフィジカル面を評価した。

将来は米プロNBA入りを目指しているホープ。「まだ16歳。技術はもっと良くなる。経験を積めば良い選手になると思う。良いですよ。面白いです」と期待を込めた。

◆白谷柱誠ジャック　2009年（平21）4月29日生まれ、三重・津市出身。小3で競技を始め、三重・四日市メリノール学院中で全国中学校大会3連覇。将来の夢は米プロNBA。194センチ、92キロ。

「彼のため、日本バスケのために…」ホーバス監督、サプライズ招集の“怪物”16歳に期待

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