中国系の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」のロゴマーク(AFP時事) 【シリコンバレー時事】トランプ米大統領は17日、中国系の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業売却期限について、3度目の延長になる可能性に言及した。現在の期限は19日に迫っているが、中国政府からの同意がまだ得られていないため。
トランプ氏は記者団に「恐らく(延長)する」と見通しを語った上で、「習近平国家主席は承認するだろう」とも述べた。
ティックトックを巡っては、1月に米事業を事実上禁じる法律が発効。ただ、サービス停止の影響を鑑み、トランプ氏が効力を停止した。米政府は、中国親会社の字節跳動(バイトダンス)の出資比率を大きく引き下げれば事業継続を認める方針で、売却先を探している。