
失くしたはずの貴重品を拾って返してくれる人がいたら、その人は間違いなく「恩人」だ。神奈川県の60代女性(医療・福祉・介護/年収450万円)は、「財布、通帳、飛行機のチケットが入ったカバンごと」なくした経験があるそう。財布には現金20万円と往復飛行機のチケットが入っていた。経緯をこう明かしている。(文:長田コウ)
「スーパーで子ども2人連れて買い物して子どもを乗せる時に、バッグを車の屋根に置いてしまい、忘れてそのまま家に出発」
「今でもその方の名前は忘れない」
車の屋根部分にカバンが乗ったまま車を走っていたということになる。自宅までは3キロほどで、残り1キロほどのカーブで「屋根から道に落ちた」と女性は推測する。生きた心地がしなかったことだろう。
「自宅に帰って買い物を整理している途中で紛失に気付き、スーパーに近い交番に青ざめて説明している時に、カバンを拾って下さった方も、同じ交番に届けて下さった」
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なんと幸運なことに「カバンごと落ちた目の前の家の方が見つけて拾ってくれた」というのだ。
現金20万は無事女性のもとに返ってきた。警察のアドバイスによって、拾ってくれた方には「お礼を言って現金で3万円お渡しした」そう。感謝してもしきれない様子で「今でもその方の名前は忘れない」と語っている。
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