今日19日は奄美地方で梅雨明けし、西〜東日本も梅雨とは思えない晴天と猛暑が続いています。今週末からは九州〜東北で曇りや雨の所が多くなり、ようやく梅雨らしい天気に。ただ、6月最後の週末からは西日本を中心に再び晴れて猛烈な暑さが戻ります。7月のスタートも梅雨が明けたような天気が続くでしょう。
梅雨前線ようやく 22日頃から各地で梅雨空
今日19日は奄美地方で梅雨明けが発表されました。西〜東日本も梅雨とは思えない晴天と猛暑が続いています。この猛暑をもたらしている太平洋高気圧ですが、この先は少し勢力を弱める見込みです。
週間天気図では、消滅していたはずの梅雨前線が復活して、今週末頃から本州付近にかかり始める予想です。21日(土)までは全国的に晴天が続きますが、22日(日)頃からは九州〜東北で雨の降る日が多くなるでしょう。日本海側を中心に降り方の強まる日もありそうです。晴れマークの関東も大気の状態が不安定で、急にザっと強い雨が降ることがあるでしょう。
最高気温は九州〜関東で30℃前後の日が多いでしょう。猛暑日(最高気温35℃以上)の所はほとんどありませんが、湿度が上がるため、熱中症には引き続き注意が必要です。
6月末から7月スタートは西〜東日本でまた猛暑 梅雨明けも近い?
6月最後の週末からは再び真夏の空気を持った太平洋高気圧が勢力を強めてきます。
27日(金)頃からは西日本を中心に再び晴天が続くでしょう。東海は28日(土)頃まで雨が続きますが、29日(日)頃からは日差しが戻りそうです。関東や東北は少し回復が遅れますが、7月に入ると晴天が続くでしょう。
最高気温は大阪や名古屋では35℃くらいの日が多くなる見込みで、西〜東日本では再び猛烈な暑さになる所がありそうです。熱中症のリスクも再び高くなってきます。
西〜東日本では平年では7月の後半(15日以降)に梅雨明けを迎えますが、今年は梅雨明けのタイミングが早まるかもしれません。規則正しい生活を送るなど、夏バテしにくい体づくりを心がけてください。
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梅雨明けって何?目安は?
梅雨の終わりを意味する「梅雨明け」。その判断は難しい場合があります。
梅雨の終わりには「曇りや雨の日が多い時期」から「晴れの日が多い時期」への移り変わり期間があります。その期間は5日程度で、その中日を「梅雨明け」と推定して発表しています。
ただし、梅雨前線の動きは予想が難しく、5日程度の移り変わり期間の後に再び曇りや雨の時期がやってくることも。このため、たとえ晴天や猛暑が続いても慎重に判断しなければなりません。
「梅雨明け」は猛暑が始まる目安になりますが、今年のように梅雨明けの発表を待たずに猛暑がやってくることもあります。毎日の天気と気温の予想をこまめに確認して、猛暑や大雨へ備えることが大切です。
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